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『Zaif(ザイフ)』は、初心者がまず開いておきたい国内にある主要の仮想通貨取引所の1つです。
今回はZaif(ザイフ)とはどんな仮想通貨取引所・販売所なのか、その特徴とともに取引手数料の安さなどメリットとデメリットをまとめました。
また取り扱いのある仮想通貨の種類や利用者の評判・評価・口コミもあわせてご紹介します!
仮想通貨取引所『Zaif(ザイフ)』とは?
Zaif(ザイフ)は、大阪を拠点とする『テックビューロ株式会社』が運営する国内の仮想通貨取引所になります。
仮想通貨取引所とは何?っていうレベルの方は、ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨を売り買いする場所だと捉えていただければと思います。
株でいう証券口座にあたるもので、仮想通貨トレードを行うなら、あらかじめこの仮想通貨取引所の口座を開設しなければなりません。
Zaifは、その仮想通貨取引所の中でも、ビットコインの取引高が国内3位を誇っている大手取引所なのです。
これから仮想通貨トレードを始めるなら、1位、2位のbitFlyer(ビットフライヤー)、coincheck(コインチェック)と並んで、まず開設しておくべき仮想通貨取引所と評されています。
お笑いコンビ『かまいたち』がザイフのCMに出演
近年では仮想通貨取引所もCMに力を入れていますよね。
bitFlyerでは女優の成海璃子さん、coincheckではお笑い芸人の出川哲朗さんらが出演しています。
では、Zaifはどうなのかというと、お笑いコンビ『かまいたち』がZaifと仮想通貨を絡めたお笑い動画を投稿していることで話題になっています。
こちらがその動画になりますので、ぜひ見てみてください。
仮想通貨というと、初心者からすれば何だかとっつきずらそうで、よくわからない・・・というイメージもあると思いますが、このようにお笑いの方が面白く説明していくれるととっつきやすいですよね!
今後、こういったところからも世に広まって行きそうです。
ちなみに、ホリエモンこと堀江貴文氏が応援している仮想通貨取引所もこのZaifだそうですよ。
Zaif(ザイフ)の運営会社情報
Zaifを運営するテックビューロ株式会社は2014年6月に設立され、Zaifのサービス自体は2015年3月よりスタートしました。
代表取締役社長を務める朝山貴生さんは、ブロックチェーンプロジェクトNEMを推進する『NEM.io財団』の評議会員にも就任しています。
ツイッターで仮想通貨関連のことも積極的に呟いていらっしゃたりしますので、こういった形で表舞台にも出ているのは安心材料にもありますね。
中国コミュニティからの情報まとめますと、
1. 取引所は対人民元のみ禁止
2. 仮想通貨同士は可
3. 対面取引は人民元との交換も可
4. 昨日でまわったネットワーク遮断の書面はフェイクのようだ: https://t.co/znDh3jadHk
とのこと。しかしこれも確証はなし。— Takao Asayama 🔗 朝山貴生 (@TakaoAsayama) 2017年9月17日
会社名:テックビューロ株式会社
所在地:大阪府大阪市西区西本町1-4-1オリックス本町ビル4F
設立日:2014年6月
代表取締役:朝山貴生
資本金:8億3,013万円(資本準備金含む)
Zaif(ザイフ)の特徴
Zaif(ザイフ)の特徴は、取引手数料が安い、トークンの取り扱いがあるなど多々ありますが、それらは後述するとして、一番の特徴は日本発のICOである『COMSA』を展開しているということです。
COMSA(コムサ)とは?
初心者からすれば、COMSA(コムサ)って何?状態だと思いますが、簡単に言えば、株式投資でいうIPO(新規上場株式)の仮想通貨バージョンだと捉えていただければと思います。
株式投資では、日を追うごとに様々な会社が新しく上場(株式市場に参入すること)しますよね?
それと同じことが仮想通貨市場でも行われるのです。
ここで登場するのが、COMSA(コムサ)。
COMSAは、実ビジネスのブロックチェーン技術導入を支援するICOソリューションです。
ICO(Initial Coin Offering)とは、 仮想通貨発行による資金調達のこと。
要するに、新たなコインを発行するために必要になる資金の調達と、さらにブロックチェーン技術(仮想通貨の根幹にあたる技術)の導入までまとめて支援しますよ、というプロジェクトがCOMSAなのです。
日本では初となるICOプラットフォームのため、それを展開した『Zaif』が大きな注目を集めるきっかけとなりました。
ちなみに、COMSAプロジェクトの第1弾は終了しており、最終的には109億円の資金調達に成功し、そこで発行されたCMSトークンはZaif取引所にて取引ができるようになっています。
Zaif(ザイフ)を利用するメリット
では、Zaifを仮想通貨取引所としてのメリットは何なのか?
Zaifは数ある仮想通貨取引所の中でも、他にはないかなり有能なメリットを持っていると言えます。
1つずつ見ていきましょう。
仮想通貨の取引手数料が安い!
Zaif取引所が人気を集める大きな理由となっているのが、他の取引所と比較して手数料が圧倒的に安いというメリットが挙げられます。
何と、主要仮想通貨である『ビットコイン』を日本円で現物取引した際にかかる手数料は0を飛び越えて、マイナス0.01%!
マイナスということは、売買すると手数料どころか、逆にボーナスがもらえてしまうということです。
例えば、100万円分のビットコインを買ったら、100円がボーナスで返ってくるというわけですね。
一方で、例えば大手仮想通貨取引所のbitflyerだと、取引手数料は0.15%(取引量によって変動します)です。
比べてみて、Zaifの手数料が安いことは明らかですね。
ビットコイン以外の通貨にも取引所がある
これは手数料が安いということにも関連するのですが、Zaifにはビットコイン以外の通貨(アルトコイン)にも取引所があります。
画像はネム(XEM)の取引画面ですが、こんな感じで取引所で売買を行うことができます。
ここで取引所があるからどうしたの?という方のために説明すると、仮想通貨を売買するにあたり、
- 取引所:ユーザー同士で直接売買取引を行う。
- 販売所:販売所(Zaifやビットフライヤーなど)が保有する仮想通貨で売買取引を行う。
この2通りがあります。
そして販売所で購入するとスプレッドと言われるマージン(手数料)が取られます。
以下はビットフライヤーの販売所の画面ですが、購入価格と売却価格に差があることがわかりますよね。
この例の場合、だいたい7000円程度の開きがありますが、これがスプレッド、つまり販売所が設定している手数料なのです。(スプレッドの価格は随時変動します。)
一方で、取引所で購入すれば、「この価格で買いたい人」「この価格で売りたい人」のユーザー同士で売買取引を行うため、スプレッドなどはありません。
よって結果的に取引所で取引を行った方が安く買える場合が多いのです。
これが取引所で購入した方が手数料が安く済む、と、言われている理由なのです。
では全て取引所で取引を行えば良いのでは?と思われるかと思いますが、国内の仮想通貨取引所では、基本的にビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)に関しては販売所のみでの取り扱いの場合が多いのです。
それは大手のビットフライヤーにしかり、コインチェックにしかりです。
その点、Zaifではビットコイン以外の通貨に関しても取引所で売買を行うことが可能になっています。
つまり、このことからもZaifでは手数料が安く済ませられるポイントになるというわけですね。
指値注文ができる
これもまたまた取引所があることと関連するのですが、Zaifでは指値注文によって取引を行うことができます。
指値注文というのは、
「この値段で買いたい」「この値段で売りたい」
とあらかじめ注文を出しておいて、条件を満たしたら(価格に達したら)約定するという注文方法です。
株やFXなどではお馴染みの注文方法ですね。
Zaifでは取引所でコインの売買ができるため、この指値注文ができるのです!
これが個人的にはめちゃくちゃ便利!
というのも、販売所からコインを購入する場合は、指値注文はできないのです。
全てその時のコインの価格で成行注文で購入・売却する形になります。
これがどういうことなのかというと、例えば、
「ここまでは下がりそうだから、この値段になったら買う」
と決めていた場合、いちいち値動きをチェックしておいて、そのタイミングになるのを確認してでないと買えないのです。
指値注文であれば、あらかじめ「100円で買い」みたいに注文を出して放っておけます。
売り注文にしても同様です。
私自身、指値注文はよく利用するので、Zaifではこの指値注文ができるというのも大きなメリットだと考えています。
積立投資『Zaifコイン積立』ができる
Zaifの見逃せないメリットが、仮想通貨の積立『Zaifコイン積立』ができるということです。
積立とは何なのかというと、あらかじめ決めた額の分の仮想通貨を毎月自動で積み立て(購入)してくれるサービスになります。
一度設定すれば、毎月、決まった額が指定の銀行口座から引き落とされ、自動で買い付けを行ってくれます。
いちいち売買の操作を行う必要がないので、
- 毎回色々とチェックして売買するのが面倒
- 長期的な目線で投資していきたい
といった方にオススメ。
毎月決められた額が購入されるので、相場が下がったときは多めに、上がった時は少なめに購入され、結果、価格変動に対するリスクが分散化して抑えられます。
つまり、長期的な目線でローリスクな資産運用が可能となるのです。
ビットコインはまだまだ上昇トレンドの最中にありますので、持っていれば勝手に値上がる可能性もあり、忙しい方などにはうってつけでしょう。
毎月1000円から始められるのもメリットです。
人気の仮想通貨の取り扱いがある
Zaif(ザイフ)では、ビットコインをはじめとして、他にも人気どころの仮想通貨の取り扱いがあります。
具体的には現時点では、以下の種類の仮想通貨の売買取引が可能となっています。
- Bitcoin(ビットコイン)
- Ethereum(イーサリアム)
- NEM(ネム)
- Monacoin(モナコイン)
- Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ)
仮想通貨で最も有名なビットコインをはじめとして、ネム、モナコインといった注目を浴び始めているコインの取扱があります。
取引手数料が安いのも相まって、これらのコインをZaifで購入するという人は多いのです。
Zaifでしか購入できないトークンの取り扱いがある
Zaifには他の取引所にはない仮想通貨が多数存在します。
具体的には「トークン」ですね。
ビットコインなんかはすでに1BTCが200万円越えも果たしているほどで、なかなか手の出しづらい値段になっています。
一方で、これらのトークンはまだそこまで値が上がっていないものが多く、いわゆる「草コイン」と呼ばれるものになります。
もちろんしっかりと見極めて投資する必要はありますが、「これから一発当てるぞ!」といったみたいに、掘り出し物を探すには最適なコインだと言えますね。
実際、2017年8月にはZAIFトークン(Zaifが発行しているコイン)の価格が、2週間ほどで一時は20倍程度まで値を上げたことなんかも話題になっています。
主要な仮想通貨では物足りない・・・という方には、こちらも要チェックです。
仮想通貨をクレジットカードで購入可能
Zaifでは、ビットコインとモナコインに関して、
クレジットカードを用いて購入することが可能
になっています。
クレジットカードで購入できるということは、その場ですぐにコインの購入ができるメリットがあります。
例えば、銀行振込で入金する場合は、どうしても金額が反映されるまでに多少なりとも時間がかかります。(最近は即時反映されるクイック入金もありますが・・・)
クレジットカードなら、そういったわずらわしさがなく、すぐにでも売買チャンスが掴めるというわけですね。
またクレジットカードでの購入ということで、料金が請求されるのも来月とかになりますので、今お金がないという方も購入が可能です。
レバレッジをかけた取引が可能
Zaifでは、レバレッジをかけた取引として、
- 信用取引(レバレッジ最大7.77倍・追証なし)
- ビットコインAirFX(最大レバレッジ25倍・追証なし)
の取引も可能になっています。
レバレッジをかけた取引とは、自分の持っている資産以上の金額を扱った取引のことです。
例えば、口座に100万円しかいれていなくても、200万円分(レバレッジ2倍)とか300万円分(レバレッジ3倍)とかの取引ができるというわけですね。
また「買い」だけでなく、証拠金を担保として「空売り」という「売り」から入ることも可能です。
これによってダウントレンドの時も利益が生み出せるというわけですね。
「追証なし」というのは、損失が膨らんだ際に、追加で証拠金を入金するようにとの請求がこないということです。
つまり、最初に入れたお金以上の損失はでないということになります。
Zaifでは、このようにリスクは上がるけれども、大きなリターンも見込める取引も可能となっているのです。
Zaif(ザイフ)のデメリットは?
一方で、Zaifにはデメリットはないのかというと、そういうわけでもありません。
1つずつ見ていきましょう。
アプリやウェブ画面が使いづらい
Zaifユーザーの間で、よく言われているのが「アプリやウェブ画面が使いづらい」ということです。
個人的には、PCで使っている限りは、特に使いづらいとは思いませんでしたが、確かにビットフライヤーやコインチェックといった仮想通貨取引所のユーザーインターフェースとは違うなとは感じています。
とはいえ、結局のところ、仮想通貨の売り買いができれば良いので、その点に関しては全く問題ないと思いますよ。
スマホアプリに関しては、コインチェックのアプリが使いやすいので、そちらもあわせ技的に利用されてみると良いでしょう。
コインチェックのウィジェット設定してみた!便利(^。^) pic.twitter.com/xAwJ2otQD3
— ひろき@仮想通貨 (@ia_hax8) 2017年11月3日
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取り扱いのないアルトコインもある
Zaifでは他の仮想通貨取引所にはないトークンが多数ありますが、逆に取り扱いがないアルトコインも存在します。
Zaifで扱いのある主要仮想通貨は、以下の5つです。
- BTC(ビットコイン)
- MONA(モナ―コイン)
- XEM(ネムコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- ETH(イーサリアム)
一方で、コインチェックではトークンはありませんが、合計13種類のアルトコインの取り扱いがあります。
つまり、Zaifでは取り扱いのないコインが他の仮想通貨取引所で取り扱いされている、というパターンもあるわけです。
個人的にはZaifでXRP(リップル)の取り扱いがあれば・・・と何度か思ったこともあります。
ただ、その点に関しては今後、追加されている可能性は十分ありますので、それまではいくつかの取引所を併用して利用していくしかないでしょう。
入出金に手数料がかかる
Zaifでは入出金の際に、以下の通り、手数料がかかります。
入金する際、出金する際にお金がかかるとなると、なかなか気軽には行えなくなってしまいますよね。
ただ、他の仮想通貨取引所でも、これぐらいの入出金手数料はあります。
そうなると、その他の部分の手数料が安い分、全体としては手数料は安い仮想通貨取引所だと言えます。
なので、デメリットとしてあげるべきか微妙なポイントだったのですが、GMOコインの入出金手数料が無料なのを体験してしまうと、デメリットに感じてしまう次第です。
GMOコインは唯一、入出金手数料がかからないので、こちらもこれから始める初心者にはオススメの仮想通貨取引所です。
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不正出金による補償サービスがない
Zaifには不正ログインにより、保有していたビットコインなど資産が盗難されても、それに対する補償サービスが今の所ありません。
とはいっても、そういった被害は今のところなく、セキュリティ面も高いレベルにはなっていますので、そこまで心配する必要はないと思います。
また他の仮想通貨取引所でも、実は、ほとんどが補償サービスは開始していません。
唯一補償サービスを実施しているのは、大手の「ビットフライヤー」と「コインチェック」。
それを踏まえると、Zaif一本に絞るよりかは、「ビットフライヤー」と「コインチェック」も組み合わせて利用していったほうが安心な部分があるのも確かですね。
本人確認の手続きが遅い
そして地味にデメリットにあがってしまうのが、Zaifの口座を開設する際の「本人確認の手続きが遅い」ということです。
仮想通貨の取引はこの本人確認手続きが終わって、登録した住所への本人確認書類の郵送の受け取りが終わってからでないとできません。
それがZaifでは現在、1-2週間程度はかかります。
実際、私自身もZaifの口座を完全に開設するまでに、2週間以上かかりました。
なかなか本人確認が終わらないために、不安になってしまうユーザーも少なくないようです。
ただ、本人確認の遅延の理由が、
「口座開設の申し込みが殺到しているため」
とのことなので、この点については一時的なものなのかもしれません。
何はともあれ、とりあえずZaifの開設手続きは早めに行なっておくと同時に、その他にもあわせて『bitFlyer』や『coincheck』など口座開設までが1~3日で行ってくれる対応の早い取引所も開いておくのがオススメです。
Zaif(ザイフ)の評判・評価や口コミは?
Zaif(ザイフ)利用者の評判・評価や口コミをまとめてみました。
取引所はzaifしか使ってなかったんですよ。積立も出来るし見やすいし便利だなーと思って。
するとここ最近XEMもMONAもおもしろいので手数料安いzaifユーザー大歓喜!
— 松本良史 🌾NEM米 (@bouzz0021) 2017年10月21日
長期的にみて仮想通貨が上がると信じるなら結局、zaifで積立投資するのが最強な気がする
— みっちー (@sunowfia) 2017年9月9日
ZaifはUI悪いの何とかならんかなぁ。。Coincheckと比較すると使いづらいよなぁ。。(´ρ`)
— Hirokazu Saruwatari (@PublicCraft) 2017年9月19日
そういえばザイフの本人確認年始やってまだきてないな、なんか手続きみすってるかも。。(´・ω・`)そろそろコインチェックからザイフに移行したい感
— ゆち@仮想通貨勉強中 (@yutituuka) 2018年1月6日
個人的なZaifの感想
アプリはもう全く使い勝手がよろしくない。ログインを固定出来ない。安全面では素晴らしいけど。
積立機能のお陰で毎日楽しい。保有通貨が大暴落しなければ右肩上がり。
トークン気になる。— @やませ【仮想通貨垢】 (@cryptoseito) 2017年11月5日
利用者の感想をまとめると、
- メリット
- 「手数料が安い」
- 「積立投資が良い」
- デメリット
- 「アプリが使いづらい」
- 「本人確認が遅い」
といった声があがっていました。
先であげたこととほとんど同じ感想を持っているようですね。
Zaif(ザイフ)仮想通貨取引所まとめ
今回は主要仮想通貨取引所の1つである『Zaif(ザイフ)』について詳しくまとめました!
Zaifは、ここでしか取り扱いのない通貨も豊富で、手数料も安い、という売買を行っていくには適した環境が整えられている取引所です。
初心者の方にもお勧めの仮想通貨取引所で、口座開設・維持費はもちろん無料。
ただ本人確認に時間がかかりがちなので、早めに口座開設を行っておくのがオススメです。
Zaif口座開設(公式サイト):
https://zaif.jp