ビットコインFXが行える仮想通貨取引所のbitbank Trade(ビットバンクトレード)ですが、取引にあたり手数料は高いのか、安いのかが気になるところ。
ここではビットバンクトレードの手数料を一覧で紹介するとともに、ビットフライヤー、GMOコインなど他の取引所と徹底比較して、メリット・デメリットをまとめていきます。
※ビットバンクトレードのサービスは2019年3月31日に終
bitbank Trade(ビットバンクトレード)は手数料高い?
ビットコインFXを行うにあたって、意識したいのは手数料が高いか安いかどうかということだと思います。
それではbitbank Trade(ビットバンクトレード)の手数料は高いのか安いのか?
気になる点をみていきましょう。
bitbank Trade(ビットバンクトレード)の手数料一覧
そもそもビットバンクトレードの手数料体系はどうなっているのかというと以下の通りです。
BTCFX® 取引手数料 | BTC 入出金手数料 | |||
新規 | 決済 | キャピタルゲインフィー | 入金 | 出金 |
0.01% | 0% | 決済時利益に対して0.2% | 0 | 0.001BTC |
手数料のかかるタイミング
ビットバンクトレードで、手数料がかかるタイミングは以下の3つです。
- 新規注文時:0.01%
- 決済時の利益:0.02%
- 出金時:0.001BTC
キャピタルゲインフィーとは?
手数料がかかる方の面で注目すべきは、決済時の利益にかかる手数料、すなわちキャピタルゲインフィーになります。
キャピタルゲインフィー
つまり、決済時の手数料が
利益が出た時にだけ0.2%かかる
というわけです。
損失の決済時は手数料は発生しません。
このシステムは他の取引所にはあまりないため、ビットバンクトレードならではの手数料面ではデメリットといえる点です。
ただ、じつはこのシステムは後ほど解説する「追証なし」という大きなメリットを実現するために組み込まれているものになります。
ビットバンクトレードと他の取引所の手数料を比較
ビットバンクトレード単体で手数料を見ても、それが高いのか、安いのか分かりづらいと思いますので、ビットコインFXができる主要な仮想通貨取引所と手数料を比較してみましょう。
以下はトレード時にかかってくる手数料です。
取引所 | 手数料(スプレッド) | キャピタルゲインフィー | 借入手数料(スワップ) |
ビットバンクトレード | 枚数×約定価格×手数料率(新規0.01%) | 0.20% | 無料 |
ビットメックス | -0.025%(Maker)~0.075%(Taker) | 無料 | 変動制 |
Coincheck | 0.04%~0.05% | 無料 | 0.05% |
bitFlyer | 無料 | 無料 | 0.04% |
GMOコイン | 変動制 | 無料 | 0.05% |
Zaif | 無料 | 信用取引のみ0.70% | 0.039% |
キャピタルゲインフィーがあるがスワップ手数料が無料!
他の取引所の手数料と比較してみて、やはりネックに感じてしまうのはキャピタルゲインフィーでしょう。
ビットフライヤーやGMOコインといった他の取引所ではこれがないことから、このキャピタルゲインフィーの存在があることから、それが無料な取引所と比べると、「ビットバンクトレードの手数料は高い」と感じてしまう部分もあると思います。
確かに使いようによってはそうなってしまうこともあるのですが、ビットバンクトレードの手数料で特筆すべきは、
借入手数料(スワップ)が無料
だということです。
通常、FXのトレードを行うと、スワップと呼ばれる手数料を支払う必要がある場合が多いです。
これはポジションを保有し続けている間、1日ごとに加算されていく借入手数料のことです。
いわゆるこちらが払う必要のある金利です。
スキャルピング・デイトレードが主体の場合は日をまたぐことなく決済するため、あまり関係ありません。
しかし、スイングトレードなど日をまたいでポジションを保有する場合はこれが大きく効いていきます。
例えばbitflyer(ビットフライヤー)のビットコインFXを利用した場合、1か月間ポジションを保有すると、
- 30日×0.04%
のスワップ手数料がかかってしまい、結果的にビットバンクトレードを利用してトレードをした方がお得になります。
その他、Zaifでは0.039%/日、GMOコインやDMM Bitcoinでは0.05%/日の借り入れ
ビットバンクトレードはそれが日本で唯一無料となっているのです。
なので、使い方によって、ビットバンクトレードの方が安く済む場合も多いです。
またキャピタルゲインフィーがかかるといっても、その手数料率はZaifの信用取引のキャピタルゲインフィー0.7%に比べてだんぜん安いです。
以上のことから、ビットバンクトレードの手数料は他の取引所と比較しても、手数料が高いというほどではなく、むしろ長期保有する場合は安く済む場合がおおいと言えます。
追証なしは大きなメリット
そしてビットバンクトレードでは追加証拠金制度(追証)がありません。
これは損失を被った際に、追加で証拠金を入金しなけれならないという制度がないということです。
ひらたくいえば、トレードによって発生する損失は最大でも入金した資金額のみで、それ以上に借金をする心配が一切ないということですね。(元本以上の損失の心配なし)
実は多くの人がビットコインFXをするにあたり愛用しているビットフライヤーでは、この追証があります。
2018年2月にビットコインの価格が大暴落する事件が起きましたが、その時、ビットフライヤーのFXを利用していた人の中にはこの追証があったことが原因で多額の借金をおってしまったという人も少なくありませんでした。
もちろん端から自身で損切ラインを決めるなど、損失許容額を設定していれば問題ないのですが、特に右も左も分からない初心者はまずは追証なの取引所でFXを始めた方が無難です。
そして実はビットバンクトレードの追証なしの仕組みは、さきほどでてきたキャピタルゲインフィーによって補われています。
つまり、キャピタルゲインフィーは安心してトレードするためにも必要な仕組みといえるわけです。
【その他メリット】レバレッジ最大20倍、取引量も多い
またその他のビットバンクトレードのメリットとして、
- 最大レバレッジも20倍と国内最大
- 「中国大手取引所OK Coin」の板を採用しており取引量が多い(売買取引が成立しやすい)
というメリットもあります。
リスクヘッジの観点やトレードスタイルに応じて取引所は使い分けるのがおすすめですが、利用する取引所の一つとして口座を持っておくのは間違いない行動だと言えます。
ビットバンクトレードに手数料を安くお得に登録する方法
なお、ビットバンクトレードの手数料は当サイトの以下リンクから登録することで、「紹介者割引」が適用され、
登録完了から6ヶ月間にわたり取引手数料が20%割引
となります。
サイトが開くと、以下のように招待コード付きのページが表示されますので、そのままメールアドレスとパスワードを入力すれば割引された状態で登録手続きが行えます。
普通に登録するよりも断然お得なので、ぜひ利用してみてくださいね。
ちなみに、上記画面ではなく、bitbank TRADE公式ページの画面より登録を行う場合は、まず画面を下にスクロールしていきます。
一番下の「新規口座開設」をクリック。
すると、以下のような画面が表示されますので、ここで以下の招待コードを入力することで手数料20%OFFで登録できます。(コピペでOK)
- 招待コード:A3299MLNZ
招待コードは入力を間違えると反映されなくなってしまいますので、間違いないようコピペで入力されることをおすすめします。
bitbank Trade(ビットバンクトレード)運営会社情報
会社名称 | ビットバンク株式会社 |
---|---|
所在地 | 〒141-0031 東京都品川区西五反田7丁目20-9 KDX西五反田ビル7F |
登録番号 | 関東財務局長 第00004号 |
設立日 | 2014年5月 |
資本金 | 11億3100万円 |
まとめ
ビットバンクトレードの手数料は、
- 新規注文時:0.01%
- 決済時の利益:0.02%
- 出金時:0.001BTC
となっています。
注目すべきはスワップ手数料がないということで、特に中・長期的なスパンでのトレードを行う場合におすすめです。
他の取引所と組み合わせて、シーンに応じて利用してみてくださいね。