ビットコインを購入することができる日本国内の仮想通貨取引所のうち、金融庁に認可済みで初心者におすすめのところをランキング形式でまとめました。
実際に全て使ってみた使い勝手と、手数料・取り扱い通貨など徹底比較して厳選しています。
仮想通貨取引をこれからはじめたい初心者さんは、
「ビットコインってどうすれば買えるの?」
「取引所って色々あるけど、どれを登録すればいいの?」
など疑問だらけかと思いますので、そんな悩みを解決します。
ビットコイン(BTC)が購入できる日本国内にある認可済みの取引所一覧
そもそも日本国内にどれだけのビットコイン(BTC)が購入できる仮想通貨取引所があるのかというと・・・
- BITPoint
- BitTrade
- bitbank
- GMOコイン
- DMM Bitcoin
- Liquid
- フィスコ
- みんなのBitcoin
- Bitgate
- BTC BOX
- bitFlyer
- Zaif
- SBIバーチャル・カレンシーズ
これらがあります。
すべて金融庁認可済みの取引所です。
なお、新規口座開設を中止している取引所もあります。
これだけあると、特に初心者の方は
どこから口座開設すればいいのか?
どんな違いがあるのか?
全て口座開設しないといけないのか?
など分からないことだらけですよね・・・
結論から言えば、これらすべてを口座開設する必要はありません。
幾つかだけ口座開設すれば、ほとんど全ての通貨の取引が行えて、十分トレードすることができるのです!
もちろん全て口座開設自体は無料で行えますので、全部開設してみて、使い比べてみるのもいいです。(維持費も無料)
ただ、まあさすがに全部は面倒くさいですよね(笑)
ということで、これからはじめる初心者がとりあえずここだけは口座開設しておきたいという取引所だけに絞ってまとめましたので、それぞれの特徴を比較しながら見ていきましょう。
登録する仮想通貨取引所の選び方のポイント
と、その前に仮想通貨取引所を比較するにあたっては、見ておきたいポイントを説明しておきますね。
以下の項目をランキングの基準にしています。
手数料の安さ
一番気にしたいのはやはり手数料の安さ。
手数料と一言で言っても、取引にかかる売買手数料から、スプレッド、入出金手数料など様々な手数料が存在します。
重要視したいのは、取引手数料ですが、入出金手数料も見逃せません。
ちなみに、入出金手数料に関しては、住信SBIネット銀行を開設しておくと、無料で行えるパターンが多いです。
取り扱いのある仮想通貨
代表通貨であるビットコインは全ての取引所にて取引が可能です。
- 見ておきたいのは、イーサリアムやライトコイン、リップルなどの取り扱いがあるか?
- 対日本円以外にも対米ドルもあるか?
などですね。
ビットコインの取引をはじめたら、間違いなく他の通貨も買いたくなると思いますので、なるべく人気のアルトコインは取り扱いのあるところを登録した方がいいです。
運営企業の信頼性、セキュリティー
軽視されがちですが、最も重視したいといっても過言ではないのが、セキュリティ面です。
いくつもの仮想通貨取引所が実際にハッキング被害にあっていますので、この点は最大限に重視しなければならないでしょう。
セキュリティが高く、コールドウォレットサービス(オフラインで通貨を保管すること)のある取引所を選ぶのはもちろん、運営企業が信頼のおけるところかどうかなども見ておきたいポイントです。
上場企業がバックにいるかや、株主に銀行や大企業がいるなど、資本面が充実しているかどうかを見ておくようにしましょう。
トレードツールの使いやすさ、
実際に取引を行うにあたって、トレードツールが使いにくいとやはり不便で、トレードの内容に影響する可能性もあります。
なるべく見やすくて使いやすいところを使いたいところです。
取引量の多さ(ユーザーの多さ、将来性)
またビットコインの取引量が多いかどうか、すなわち参加しているユーザーが多いかどうかということも見逃せないポイントです。
取引量が多いか、少ないかで取引の成立しやすさが変わってくるので、同じビットコインを取引していても、売買の優位性が変わってきます。
つまりユーザー数が多いところ、人気のところ、定番のところといったところをメインの取引所として選ぶ必要があります。
あとは現状だけでなく、これからユーザー数が伸びるであろう取引所かどうかも気にできると一歩先を行けますよ。
スマホ対応、アプリの有無
スマホでパパっとトレードしたいという人にとっては、アプリがあった方が便利です。
スマホでもブラウザを立ち上げればトレードはできますが、やはりアプリがあると、ログインなどの手間も省けて便利です。
そこまで重要視すべき点ではありませんが、あるにこしたことはないです。
ビットコイン取引所ランキング!実際に全て使っておすすめなものだけ厳選紹介
それではビットコインを購入するのに、
「ここだけは開設しておくべし!」
といえる取引所をランキング形式で紹介します。
国内にある全ての取引所を利用して、すべて実際に私自身が利用して、「ココは使いやすい」と感じた取引所です。
迷っている人は以下だけ開設しておけば、初心者のうちはまず困ることはないかと思いますよ。
なお、手数料や取り扱い通貨は随時変動する可能性がありますので、最新の情報は各公式サイトにてご確認ください。
ビットポイント(BITPoint)
[sc name=”bitpoint-tokuchou”]
取引手数料 | 0% |
取り扱い銘柄 | ビットコイン ビットコインキャッシュ イーサリアム リップル ライトコイン |
セキュリティ | コールドウォレット マルチシグネチャ 二段階認証 |
第1位は、現在人気急上昇中で、仮想通貨を本格的に取引する人には欠かせない存在になっているBITPoint(ビットポイント)。
2016年に開設されたものの、そこまで名前が知れ渡っていませんでしたが、サッカーの本田圭佑選手を起用したテレビCMで一気に話題になると、もともと
- 上場企業運営でセキュリティー性が高く安心
- 取り扱い通貨も豊富で手数料も安い
というメリットがあったことから人気が爆発してユーザー数が増え続けています。
ビットポイントでは、通常の仮想通貨の取引からレバレッジをかけた取引まで、すべてが一つの取引所で完結して行うことができます。
しかも、仮想通貨取引所では珍しく、レバレッジも国内最大の25倍に加えて、高機能トレーディングツールMT4まで使用することが可能。
手数料の面でも、取引手数料から仮想通貨の送金などほとんどの手数料が無料。
初心者から上級者までに対応したメインの取引所として利用できる取引所です。
[sc name=”bitpoint-bottun”]
ビットバンク(bitbank.cc)
[sc name=”bitbank-tokuchou”]
取引手数料 | 0% |
取り扱い銘柄 | ビットコイン ビットコインキャッシュ イーサリアム リップル ライトコイン モナコイン |
セキュリティ | コールドウォレット マルチシグネチャ 二段階認証 |
ビットバンクは、人気の通貨リップルの取引量が世界一で、仮想通貨の取引手数料が全ペア無料のこちらも人気の取引所です。
取引手数料が無料なのは、じつは以外に珍しく、またリップルが取引所で取引できるようになった初めての取引所ということで、多くの投資家から親しまれています。
取引量が多いという事はそれだけ流動性も良くなりますので、トレードは有利になります。
またビットバンクのチャートは、世界で最も親しまれる『Trading View』を採用しており、使いやすいと評判。
取引できる仮想通貨も、BTC・ETH・BCH・LTC・XRP・MONAと主要どころを全ておさえていますので、メインの取引所として十分すぎる強さを発揮してくれます。
[sc name=”bitbank-bottun”]
フィスコ仮想通貨取引所
[sc name=”fisco-tokuchou”]
取引手数料 | 0.1% |
取り扱い銘柄 | ビットコイン ビットコインキャッシュ モナコイン フィスココイン ネクスコイン カイカコイン |
セキュリティ | コールドウォレット マルチシグネチャ 二段階認証 |
フィスコ仮想通貨取引所は、Zaifの50億円相当の仮想通貨流出を受けて、大きく注目を集めた取引所です。
上場企業が運営のバックに控えているという事で、Zaifに資金援助をして、今後はZaifと連携して運営されていく見込みになっています。
セキュリティ面や安全性の面では申し分ない取引所だといえるでしょう。
取引所としても、他の取引所では扱いのない
- フィスココイン
- ネクスコイン
- カイカコイン
といったトークンを購入することができ、とくにフィスココインはZaifの事件を受けて大きく高騰した注目のトークンでもあります。
取引手数料や取り扱い通貨の種類という面で課題はありますが、現在進行形でユーザーが急速に増えている取引所なので、今すぐメインの取引所になるというよりは、今後の将来性に大きく期待がもてる取引所となっています。
[sc name=”fisco-bottun”]
GMOコイン
[sc name=”GMO-tokuchou”]
取引手数料 | 取引所と販売所を併設 |
取り扱い銘柄 | ビットコイン ビットコインキャッシュ イーサリアム リップル ライトコイン |
セキュリティ | コールドウォレット マルチシグネチャ 二段階認証 |
GMOコインは、仮想通貨FXをするならここしかない!といえる取引所です。
仮想通貨FX専用のスマホアプリ、ビットレ君は非常に使いやすいと評判で、仮想通貨FXで稼いでいる人をみると、ビットレ君を使用していることが多いです。
GMOといえば、FXのGMOクリック証券がありますが、それと見た目や使い方はほぼ同じなので、そちらを使い慣れている人はすぐにでも利用できるでしょう。
また長らく、販売所しかなく、それがスプレッド(買値と売値の差、実質的な手数料)という意味合いでGMOコインのデメリット面としてあげられていたのですが、2018年8月に取引所も併設することとなり、これによりデメリットがなくなりました。
しかも、アルトコインのレバレッジ取引も可能になりました。
もとから入出金手数料が無料など、メリットだらけの取引所だったので、ここからさらに良い方向へ化けていく可能性が高い取引所だといえます。
[sc name=”GMO-bottun”]
DMM Bitcoin
[sc name=”DMM-tokuchou”]
取引手数料 | 0% |
取り扱い銘柄 | ビットコイン ビットコインキャッシュイーサリアム イーサリアムクラシック リップル ネム ライトコイン |
セキュリティ | コールドウォレット マルチシグネチャ 二段階認証 |
DMM Bitcoinは大手IT企業DMMグループの取引所ということで、サポートやセキュリティ面は万全。
GMOコインと同じような感じで、DMMFXを踏襲したようなスマホアプリになっていて、使いやすいと評判。
またアルトコインのレバレッジ取引ができる数少ない取引所としても話題となっています。
この点については、GMOコインでもレバレッジ取引ができるようになりましたが、アルトコインのレバレッジ取引に絞ってのユーザーの数でいうと、DMMFXの方がでは多いのではないか・・・と考えています。
ユーザー数が多いという事はそれだけ取引が活発なので、メリットになりえるでしょう。
GMOコインとDMM Bitcoinはトレーディングツールなどは異なりますが、特徴自体はかなり似ているので、完全に好みで分かれるかなと思います。
両方使ってみて、使い心地良い方をメインに使っていくのがおすすめです。
[sc name=”DMM-bottun”]
口座開設・維持費はどの取引所も無料
仮想通貨取引所の口座開設・維持費に関してはどこも無料で行えます。
すなわち登録することにリスクは一切ないというわけですね。
2018年6月に新規口座開設の申し込みを一時中止したbitFlyer、2018年9月に中止したZaifなどがいい例ですが、突然口座開設を一時中止する可能性もありますので、気になったところは早めに口座開設しておかれることをおすすめします。
また口座開設をしたら、すぐに取引ができるというわけではなく、取引するためには郵送による本人確認が必要になり、
早いところでも2日~3日
はかかってきます。
ビットコインの取引を行うだけなら、1つの取引所だけでもことたりますが
「この通貨を取引したいときに、取り扱いのある取引所の口座が開設されていない!」
というのはあるあるですので、そんなことにならないためにも後に持ち越すよりは、まとめてやっちゃった方が楽ですよ。
メンテナンスやトラブルなどで、取引が突然止まる時もありますしね。
基本的に上記の取引所全て開設しておけば、まず国内の取引所でできることは全てできるようになるので、不便を感じることはないかと思います。
なれて来たら、Binance(バイナンス)など海外の仮想通貨取引所も視野にいれてみるといいでしょう。