FXを始めたての初心者の方で使いやすい取引ツールはどこの証券会社なのかと探している方も多いはず。
そんな人はDMM FX PLUSを一度お試ししてみるのがおすすめ。
今回はDMM FX PLUSがどんな取引ツールなのか、実際にスキャルピングトレードを実践する様子とともにまとめてご紹介します。
FX証券会社のおすすめの取引ツールは?
FXを行う上で取引ツールはめちゃめちゃ大事です。
というのも、闇雲にトレードしても勝てません。
運よく何回か勝てたとしても、続けていけばやがてマイナスになるのは目に見えています。
これ私自身の経験談でもあります(笑)
そこで重要になるのが、各FXの証券会社が提供しているトレードツールです。
トレードツールとは何ぞやという初心者の方に向けて説明すると、チャートとか現在の値とかが見れて注文ができるツールになります。
このトレードツールを使ってテクニカル分析を行い、勝てる可能性が高いところでエントリーして、あらかじめ
- 利確(利益を確定させること)
- 損切(素直に負けを認めてマイナスの決済をすること)
のラインを決めておくのです。
その利確・損切のラインを決めるにあたって、基準となる水平線・トレンドラインなどを引く形になるのですが、この時にトレードツールが使いやすいと一連の作業が物凄く捗るのです!
そもそもトレードツールが使いやすいと初心者にとっては嬉しいことですしね。
口座開設自体はどこも無料で行えますし、取引ツールはどこも口座さえ開設していれば無料で提供しているところが多いので、取引ツールだけ目的で登録しておくのもあり。
実際にトレードを行うのは、別の証券口座で見たいな感じで使うのもOKです。
では、どこの取引ツールがおすすめなのかというと、僕自身が現在進行形で愛用しているものを紹介するとDMM FXが提供する無料の取引ツール
「DMM FX PLUS」
になります。
テクニカル分析にDMM FX証券のトレードツールが使いやすい!
いきなりですが、以下の記事はご覧いただけましたか?
参考【FX初心者の勉強におすすめ】短期トレードのやり方がよく分かる動画
こちらではFX初心者におすすめの動画を紹介しているのですが、僕がこの動画を初めてみていて思ったのが、
「何このツール!めちゃくちゃ使いやすそう」
ということでした。
僕と同じように感じている方もいると思いますが、この取引ツールこそがDMM FXが提供する
DMM FX PLUS
になります。
DMM FXの口座を持っていれば無料で利用でき、PCはMACでもWINDOWSでもどっちでも使えます。
口座開設は公式サイトより行えますので、まだお持ちでない方は以下よりどうぞ。
公式サイトDMM FX
DMM FX PLUSのメリット
僕は普段GMOクリック証券で取引していたため、このツールを使っていませんでしたが、DMM FXの口座は持っていたので、早速使ってみることに。
すると、なんで今まで使ってなかったんだろうと思うぐらい使いやすい!
具体的には、
時間足を変更してもラインが残ったまま!
だということが、めちゃくちゃ良い。
実際にみせると、こちら5分足のチャート
そしてこちらが1時間足のチャートです。
ラインが残ったままなのがお分かりいただけると思います。
つまり、スキャルピングする際、
- 1時間足・4時間足でラインをサポートライン・レジスタンスラインを引く
- 15分足・5分足に切り替えて、細かく
- 実際のトレードはラインを見ながら、5分足と1分足で!
といった具合にトレードできちゃうということですね!
GMOクリック証券の取引ツールはラインが残らない
GMOクリック証券はアプリも使いやすくて便利なのですが、テクニカル分析をする際に、ラインを別の時間足に引き継げないというデメリットがあるんですよね・・・
こちらGMOクリック証券のプラチナチャートです。
経済指標やニュースも一目で見れて便利なんですけど、チャートのラインが他の足に引き継げないのは不便だなーと感じていました。
GMOのチャートだとラインを引いても、例えば、1時間足から5分足に切り替えたりすると、描画したラインがすべて消えます。
その点、DMM FX PLUSはそのデメリットを解消しているので、両者上手く使いながらトレードしていくのが良さそうです。
ただ個人的にはGMOの方がスマホアプリは使いやすいかなーと思います。
あとドル円のスワップポイントが高いのは、GMOの見逃せないメリットです。(国内最高値です。)
公式サイトGMOクリック証券【FX】
DMM FX PLUSのラインをもとにスキャルピングを実践!
新たな気づきを得たところで早速、スキャルピングを実践したので、自分自身へのリマインドの意味も込めて紹介していきます。
環境としては、
- テクニカル分析:DMM FX PLUS
- 実際のトレード:スマホのGMOクリック証券のFXアプリで「スピード注文」
という感じ。
注意点としては、多少ですが両者でレートが変わっていたりするので、その細かい部分を確認するためにGMOのチャートも開いていた方が無難です。
ライン引きは
- 1時間・4時間と上位足で引いてから、15分・5分足・1分足と引いていく。
- 皆から意識されていそうなポイントに引く。
を意識する。
トレードの基本は、
- 基本的に5分足を見る。たまに1分足と15分足も。
- 目先の動きに惑わされない。ローソク足がつけてから判断する。
を意識。
そうしてラインを引いて、5分足を観察したところ、ローソク足がラインを実体で割って陰線をつけたので、売りでエントリー(109.133)。
実体で割ったというところがポイント。
ひげで割った程度ではエントリーしない。
そしてトレードのルールとして、
- エントリーの基準になったラインを上に越えて、ローソク足の実体がつけたら、予想が外れたとみなして即損切り。ただヒゲが超える程度では損切りしない。あくまでもローソク足がつけるまでは見る。
- 利確ポイントは次のラインのところにおく。なお、みんな意識するであろうため、少し早めに利確しておく。
と決めてトレード開始。
その結果、どうだったかというと、見事30pipsほど利食いすることに成功。
こちらがその後のチャートです。
ラインの手前のところで109.105で決済しました。
予想通り、ラインのところでヒゲは割ったものの実体は割らず、反発してトレンドが上昇に反転しました。
続けて、買いのエントリー(109.133)もしました。
設定したラインをローソク足(陽線)が実体で抜けたところでエントリー。
ルールとしては、
- 上に上がるという予想を外し、ローソク足の実体がラインを割ったら損切り
- もし予想的中して上昇に転じたら、利食いは早くしすぎずに、「ここを下回ったら上昇の勢いが衰えたと判断」みたいに損切ラインをどんどん上にスライドしてあげていく。
- 利食いは「確実にここらへんで反発する」という期待度の高いところで行う。
- 例えば、「陽線・陰線が何本続いたか?」など。いくら上昇トレンドでもずっと上がり続けることはまずありえない。1分足なら多くても10本、5分足なら多くても5本程度。チャートを観察して目安を作ると良い。
- 上ひげ、下ひげの長さで「トレンドの勢いが弱まっているな」みたいに判断するのも良い
と設定。
特に2つ目がバシッとハマって、上手いこと予想通り、上昇に転じ、そこでOCO注文でどんどん損切りの方の注文のラインを上げていきました。(損切というか、最低の利確ラインになりますが。)
もし相場の勢いが強く、利確に決めていたラインも超えたら、そのラインを損切りラインにして、利確ラインももう1つ上に上げると良いです。
初心者は早く決済しがちになりますが、そこをぐっとこらえてホールドして、ラインを上げていくと、例え、予想に反して下がってきたりしても、そこが損ではなく利確ポイントになるわけなので精神的にも凄く楽になります。
かくいう僕もこの時、少し利確を焦りすぎましたが、これらのことを意識すると個人的にはかなり良い感じでトレードができて、60pips(109.193で決済)とることができました。
ラインは斜めの時も機能する
ラインは水平だけではなく、斜めに引いた線でも機能します。
この局面では、短期的に右側をみると右肩上がりの上昇トレンド。
ローソク足の下ひげを結んだサポートラインが1回目の反発で機能していることが分かります。
この1回目の時点から押し目買いで「買いエントリー」ができますね。
サポートラインをローソク足が実体で下回ったところで損切ラインをおけば良いわけです。
そしてその後、反発して上昇に転じたわけですが、1回しか反発せず、そのまま上昇し続けるなんてことはそうそうありません。
よって、一度上昇したあと、再び斜めのサポートラインをめがけて落ちてくることが予想されます。
そこで頂上部分でショート、またサポートラインのところで反発すると予想するなら、押し目「買い」で入ることもできますね。
こんな感じでラインは斜めにも有効になりますので、覚えておくといいでしょう。
スキャルピングで成功したトレードパターンまとめ
せっかくなので、成功したトレードパターンをまとめてみます。
- 明確にトレードルールを決める
- このラインを割ってローソク足を付けたら損切
- このラインまで到達し、ローソク足が実体が超えてきたら損切
- 基本的に見るのは5分足。1分足は騙しも多い。
- 1分足でみてローソク足の実体がブレイクしたところでをつけたところでエントリーも通用する場合あり
- 指値で損切りラインに近いところでポジションが取れると損切りする量がかなり減らせて、精神的にも楽だしかなり良い感じに
- 乗り遅れたと思ったら、無理にエントリーしない
- 損切ラインは早くしすぎない
- 5分足で見た時に大陽線の実体の下は割らない。そこを割ったら下げとみて損切り。
- 明確なシグナルがない時点での逆張りは危険
- ブレイクアウトの手法を使うときは必ずある程度利益が出たら建値のところにOCOの損切注文を移動させる(そのまま下に戻された時のリスクを限定する)
酒田五法が機能していた場面
ちなみに、余談ですが、上記のチャートで酒田五法が機能していた局面があったので紹介します。
一番下落したところで、「三川明けの明星」が確認できます。
この後、短期的にではありますが、上昇に転じているので、うまく機能していたと見れますね。(そもそも長い目で見れば上昇しています。)
またそのまま続けて、赤三兵が見られます。
最後の陽線のところでローソク足が長めなので、買い意欲が減退していることも頭に入れて、損切り、もしくは利食い設定できるといいですね。
こんな感じで、酒田五法が随所に見られ、うまく機能していますので、覚えておくとトレードに上手く活用できると思いますよ。
まとめ
以上、DMM FX PLUSを利用して、実際に取引をしてみましたが、非常に使いやすかったです!
結局その後はDMM FXにもお金を入れて、そっちの方でも注文・決済のトレードもしちゃってます(笑)
スマホアプリに関しては、GMOの方が使いやすい感があるので、引き続きそちらも使っていこうかと思います。
(GMOだとスマホの方でもラインが引けたりします。時間足を切り替えると消えますが・・・)
使うだけならただなので、取引ツール選びに迷っている方は一度お試ししてみるのがおすすめです。
公式サイトDMM FX
公式サイトGMOクリック証券【FX】