楽天証券の「マーケットスピード」は多くの超一流トレーダーも愛用していると明かす取引ツールです。
今回はマーケットスピードの使い方について、インストールから画面やチャートの見方、文字サイズの拡大・縮小などまで動画付きで分かりやすくまとめてみました。
なお、楽天証券の口座をお持ちでない方は、以下より無料口座開設でマーケットスピードが利用できるようになります。
楽天証券のマーケットスピードをインストール
まずマーケットスピードをインストールから始めます。
「楽天証券」にログインしたら、右側のサイドバーにトレーディングツールとして「MARKETSPEED」がありますので、そちらをクリック。
ちなみに、
- WIndows
- Mac
どちらにも対応していますので、どっちでも利用できます。
株のトレーディングツールはMacでは使えないことが多かったりもするので、これは嬉しいポイントです。
つづいて、「今すぐダウンロードを開始する」をクリックすると、インストール用のexeファイル(macだとおそらくdmgファイル)がダウンロードできます。
そしたらそれをクリックして実行し、あとはそのままダウンロードしましょう。
マーケットスピードを起動からのログイン
マーケットスピードがインストール出来たら、以下のようなアイコンができているかと思いますので、ダブルクリックで起動しましょう。
起動したら、まずマーケットスピードに楽天証券のログインIDとパスワードでログインします。
ログインは右上にあるログインボタンより行えます。
マーケットスピードの利用申請【無料】
これですぐに使えるというわけではなく、マーケットスピードの利用申請を行う必要があります。
マーケットスピードのツール内の「ホーム」より有料情報申込状況のページを開き、マーケットスピードの「申込」をクリック。
続けて、規約を読んだら「同意する」をクリック。
以上で、マーケットスピードの利用申請が完了します。
マーケットスピードは、通常3か月のみが無料期間で、その後は2700円の利用料が必要なサービスになりますが、信用取引口座や楽天FX口座等を持っていれば、期限なく利用することができます。
口座開設は無料ですので、それらも開設しておくのがおすすめですね。
無料で使えるフル板の利用申請も行う
続いて、フル板の利用申請を行っておくのがおすすめです。
フル板とは、簡単に言えば板表示を拡張してくれる機能です。
昔は有料だったみたいですが、2014年10月27日(月)から無料で利用することが可能となっていますので、申請しておかない手はないです。
フル板は先程のマーケットスピードと同じ「有料情報申込状況」のページからできますが、ログインした状態で「投資情報」のタブを開いても出てきます。
「利用申請へ」をクリックすると、申し込みの画面が立ち上がります。
あとは同じように申し込み申請を行えばOKです。
以上で初期設定的な部分は終わりとなります。
マーケットスピードの使い方を動画付きで解説
いよいよ肝心なマーケットスピードの使い方についてです。
マーケットスピードの使い方については、まずマニュアルPDFがありますので、こちらも見てみるとよいでしょう。
ただどうも情報が古いせいか、2018年現在読んでみても、うまく当てはまっていない部分もあり・・・
正直、このマニュアルだけでは解決しないことが多いです(笑)
ということで、もう少し詳しく調べてみることに。
すると、楽天証券より使い方の動画が公開されていたので、それを元に重要なポイントのみ抜粋してまとめるような形で紹介していきますね。
基礎編①ダウンロード~画面の見方
まず基礎編1つ目の動画をご覧ください。
ダウンロード方法はすでに紹介したので省略し、役に立つ部分のみ抜粋しますね。
ログインID入力の省略方法
動画7分ごろからの内容です。
マーケットスピードを立ち上げた際に、毎回ログインIDを入力するのは面倒ですよね。
そこで
- 上のメニューの「環境設定」
- 「システム」タブ
- ログインID表示にチェック
- 「起動時ログインID」にログインIDを入力しておく
ということをしておくと、次回よりログインIDは省略することができます。
マーケットスピードの画面の見方
- 上のメニュー(グローバルメニュー)が取引を行う際によく利用するメニュー
- 「ホーム」のローカルメニューはお知らせ・お客様情報・バージョン情報など確認可能
- 最上部のメニューでは、「環境設定」⇒マーケットスピードのカスタマイズが可能、MS-FXは為替用のマーケットスピードを起動したい時に利用できる
- 右側のメニューは公式サイトと連動しており、クリックするとログインした状態で公式サイトのWEBページが立ち上がる
グローバルメニュー
- 「総合」メニューは資産状況を確認したり、電子交付同意状況、リアルタイム入金・出金などすることができる
- 信用取引・先物・FXをされている方はそれらの情報も確認できる
- 特定口座の部分で譲渡損益の確認が可能
基礎編②注文・約定画面や注文方法について
注文方法
- 「注文約定」メニューをクリック
- 右上の「注文」ボタンをクリック
- プルダウンメニューから「現物買い」(お好きなもの)をクリック
- 出てきたウィンドウに注文情報を入力して最後に「確認」で注文
投資情報
実際に株取引を行う際は、ほとんどの人が利用するのは「投資情報のメニュー」になります。
ちなみに、こちらでも右上の方にある「注文」ボタンにて注文を行うことができます。
市況情報
- 銘柄の部分で見たい銘柄を入力して「検索」
時系列情報
- 「時系列情報」のメニューでは時系列でその日の始値、高値、安値、終値などをみることができる
- 時系列情報の各メニューは例えば「日付」「始値」間にカーソルを合わせれば縮めたり調整が可能
登録銘柄情報
- 「登録銘柄情報」では銘柄を登録して管理することが可能
- 「条件指定」⇒「個別登録」⇒「銘柄コード」⇒「OK」2回で登録完了
- 「条件指定」⇒「複数登録」⇒「業種」指定⇒「検索」⇒1つ目をクリックしてシフトキーを押しながら最後のものを押せばすべて登録可能
ザラバ情報
- 「登録銘柄情報」と同様の操作で銘柄の登録が可能
- PCを変え変えたりした際は、「条件指定」⇒「エクスポート」⇒「CSVファイル形式で保存」⇒新しいマーケットスピードの方でCSVファイルを「インポート」⇒移行が完了
- ザラバ情報は1~5まで作成可能
- 「条件指定」⇒「一括コピー」⇒「OK」で他のザラバ情報にコピーも可能
その他メニュー
- デイトレードに向いた「武蔵」「エクスプレス注文」
- 「ランキング情報」で「値上がり率」などじょうほうを絞って検索が可能
- 「業種別指数一覧」で業種別の情報が見れる
- 「銘柄動向情報」で「新高値」銘柄などを選択して、上がっている銘柄などを見つけることができる
- 「会社四季報」で最新の会社の情報が見れる
基礎編③ニュースの見方~マイページの作成方法
ニュース
- 株式関連:国内の株式関連のニュース
- 先物OP:先物OPニュース
- アジア市場関連:日本以外のアジア
- 為替マネー:為替ニュース
- 金利関連:金利関連ニュース
- ユーロマネー:ヨーロッパ関連ニュース
- 日経テレコン:日経の速報ニュースなど
- フィスコ市況:フィスコによる個別銘柄の情報など
- QUICKリサーチネット:アナリストの予想など
ニュース検索
- 見たい銘柄でニュースの検索がかけられる
- 「投資情報」のメニューにて「銘柄を選択」⇒「右クリック」⇒「ニュース検索」でも検索できる
マイページ
- 15ページまで作ることができる
- 上部の真ん中あたりにある小さい「下三角」ボタンをクリックすると画面の分割が可能
- 分割を消したいけしたい場合には、窓を左右どちらか一杯まで引っ張れば消せる
- 各セクションで右クリック⇒「投資情報」⇒「国内株式」⇒「個別チャートor市況情報orランキング情報etc」などでカスタマイズ可能
- マイページの名前はダブルクリックで変更可能
- 「マイページ」⇒「右クリック」⇒「開く」からテンプレートを指定することも可能
- 上部メニュー「画面切替」で表示したマイページでは、ウィンドウを移動させることも可能
ローカルメニューが消える問題の解消法
これは僕自身が最初戸惑ってしまったことなので、同じような初心者の方もいると思うのですが、選択したメニューによっては、ローカルメニューが消えてしまって、どうすればチャートを見たり、他のメニューに切り替えたりすればよいのか分からなくなってしまう状態になります。
そうなった時は、カーソルを左端に移動させれば、ローカルメニューが再度表示されます。
最初戸惑いがちなポイントだと思いますので、確認してみてください。
文字サイズの拡大・縮小
画面を見ていて、人によって文字を大きくしたい、小さくしたいなどカスタマイズ要望があると思います。
そういった場合は、
「環境設定」⇒「フォント」⇒「メニュー選択」⇒「フォントサイズ指定」
の手順を踏めば、文字を拡大・縮小ができます。
個人的には文字を小さくすれば、その分、一目で見れる情報量が増えるので、おすすめです。
チャートの拡大・縮小
チャートの拡大・縮小は
個別チャート⇒虫眼鏡マーク⇒「チャートをクリック」
の手順で行えます。
まとめ
マーケットスピードの使い方については以上で一通りは使えるようになると思います。
ですから、ここまでの情報でマーケットスピードを使う方は、どんどん使っていってください。
ただもっと詳しく知りたいという方は以下、応用編として、
「短期売買銘柄の探し方」
「中長期投資のための銘柄の探し方」
「マイページのおすすめな設定方法」
を紹介しているこれら3つの動画もありましたので、参考までに貼っておきますね。
楽天証券のマーケットスピードは、超一流トレーダーであるBNF氏やcis氏も愛用していると明かす取引ツールです。
使い方に慣れれば百人力ですので、ぜひ利用してみてください!
公式サイト≫楽天証券 無料口座開設