モナコイン

モナコインとは|仮想通貨取引所での買い方・購入方法と今後の将来性

モナコイン(MonaCoin/モナーコイン)とは、通貨単位はMONAの仮想通貨(アルトコイン)。

匿名掲示板2chから生まれた日本発の仮想通貨ということで大きな注目を集めています。

この記事ではモナコインの特徴(発行枚数・マイニング)、現在のチャート相場や時価総額、仮想通貨取引所での買い方・購入方法などを紹介していきます。

モナコインの今後の将来性やニュースについてもまとめましたので、ぜひ取引などを行う上での参考にしてください。

モナコイン(モナーコイン/MONA)とは?

モナコイン(MonaCoin/MONA)は、日本国内で初めて発行された暗号通貨です。

ビットコイン・ライトコインのマイニング考察に優れていた「わたなべ氏(Mr.Watanabe)」が発案・普及に努めました。

通貨単位はMONA。

名称の由来はアスキーアートの『モナー』

コインに表示されているアスキーアートを見ればわかるかと思いますが、「モナコイン」という名称は2ちゃんねるの有名キャラクターである「モナー」から来ています。

そのため「モナーコイン」と呼ばれることもあります。

これだけ見るとネタコインのように思えますが、その技術力もかなり高いものになっています。

モナコインの仮想通貨としての特徴

発案者であるわたなべ氏は、ビットコイン・ライトコインの両者のマイニングに精通している人物です。

ビットコインの送金速度を問題視していたグループがライトコインを発案し、そのコンセプトさらに継承したのがモナコインでした。

ブロック生成速度を見ると、ビットコインが10分であるのに対し、モナコインはその約1/10程度となっています。

最新技術による更なる送金速度向上にも積極的で、Segwit(セグウィット)と呼ばれる送金速度向上技術を、世界で初めて取り入れた通貨としても知られています。

暗号通貨技術を総評すると、トレードが活発化してもアドレスへの着金に遅延が出づらい、最先端のシステムが特徴的です。

モナコインの利用目的や使い道は?

モナコインは、動画配信者への”投げ銭”、コスプレイヤーやイラストレーターへのクラウドファンディングに使用されています。

1日に3億円が動くこともある巨大市場と化したオタク・ギーク業界で、法定通貨に変わる決済手段候補として普及が進められています。

他には、Ask Monaというモナコインをチップにした掲示板も。

2chから誕生した通貨なだけに、日本のサブカルチャーの影響を受けていることが伺えますね。

モナコイン(MonaCoin/Mona)の基本情報

モナコインの主な仕様は以下の通りです。(2018年1月現在)

通貨名 モナコイン(Mona)
通貨単位 MONA
発行上限枚数 1億512MONA(約5700万MONA)
公開日 2014年1月1日
ブロックチェーン方式 ライトコインベース
ブロック生成時間 約1.5分
マイニング可能プラットフォーム Win/Mac/Linux/android
公式サイト モナコインの公式サイト

モナコイン(MONA)の時価総額

モナコインの仮想通貨として評価やメリットは?

モナコインの仮想通貨としての評価されている点やメリットについて見ていきましょう。

採掘者の受け入れ態勢が充実

時価総額ランキング上位の銘柄が次々にマイニング規制・プールマイニングサイトの新規登録停止などを行っているのに対し、モナコインは積極的に採掘者を受け入れようとする姿勢が目立ちます。

個人向けパソコンでも気軽に採掘できるように、マイニングプログラムのアップデートを繰り返しており、採掘者の参入数は増加の傾向を辿っています。

Android対応のマイニングアプリの提供も開始しており、手堅いマイニング銘柄として注目が集まっています。

採掘上限量が多い

ビットコインの状況を確認してみると、2100万枚の発行上限数に対し・すでに1600万枚が採掘されています。

2018年には50回以上のフォーク(分裂)があるのではないかと言われていますが、過去に採掘者たちの同意が得られずフォークが先延ばしになる・フォーク後の通貨の流動性を確保できず、ビットコイン大量保有者によるインサイダー疑惑を引き起こしたというニュースも流れています。

これに対しモナコインは、発行上限量がビットコインの5倍以上もあり、未だ半数程度しか発行されていないのも注目に値します。

ビットコインの当初の発行上限枚数到達予測が2033年頃だったことを振り返ると、モナコインは取引量や流動性に応じて、今後10年以上は分裂せずに安定して保有できる可能性があります。

モナコインはホリエモン(堀江貴文氏)も注目するコイン

2014年頃から、ビットコインを基軸として乱立する暗号通貨を危ぶむ声が上がっていました。

そんな中、当時すでにモナコインの存在を知っていた堀江貴文氏が

「国内の基軸通貨としてモナコインを盛り上げていけばよい」

との主旨の発言をしています。

このことからモナコインはホリエモンが支持するコインとしても知られています。

日本発のコインだけに決済手段が多い

日本発の仮想通貨なだけに、日本国内だと、モナコイン決済できる場所が多数あります。

サブカル系コミュニティに支持されている通貨だけあって、コミックマーケットや同人誌通販で決済対応するサークルが今も増加中。

ウォレットを兼ねた仮想ショッピングモールである「モナッピー」では、決済に対応するお店の情報をいち早く更新しています。

モナッピーからモナコインの存在をしったというトレーダーも多く、貨幣としての機能に期待が寄せられています。

モナコインのチャート相場と値動き

モナコイン2018年1月現在のチャート相場の値動きを見ていきましょう。

2014年にモナコイン決済による土地売買のニュースがテレビで報道され、99円をマーク。

以降は50円台を推移していたものの、2017年10月にビットフライヤー上場を受けて高騰します。

その後しばらく600円~700円を推移し、さらに左記取引所のアメリカ進出のニュースを受けて、同年11月〜12月にかけては一時2000円に迫る金額に。

 

しかし、直後からビットコインが高騰をはじめ、この頃には一転・下落チャートへ。

その後は緩やかに推移し、800~900円台で安定するようになります。

 

2018年に入ってからは、イーサリアム・ライトコインなどの時価総額ランキング上位アルトコインと同様に、ビットコインの乱高下に振り回されます。

一時は500円台まで価格が下がったものの、土俵際で粘り強く耐えています。

チャートの特長

ビットフライヤー上場後は底値を500円として動いていますが、大きな価格変動は見られていません。

投機目的の日本人トレーダーがモナコイン関連のニュースに関心がないことの現れとして、後述する新技術成功のニュースも、日本人から積極的に発信されることはなかったと採掘者の間で嘆く声が聴かれています。

過去急騰したタイミングも、IT業界の大物の発言やメディア露出などがきっかけであり、投資家ではない一般ユーザーへの認知度と価格連動する動きがあります。

モナコインの今後の将来性やニュース

モナコインの今後の値動きはどうなっていくことが予想されるのか?

果たして暴落した下落トレンドから、上がるのか?

はたまた上がらないままを維持するのか?

今後の将来性やこれまで報じられたモナコインに関するニュースをまとめてみました。

海外から注目を集まれば急上昇の可能性あり

日本人トレーダーが最も多いとされるビットコインは、マイニング加熱による電力過多問題・”クジラ”と呼ばれる大量保有者による価格操作疑惑やリスクなどが噂されています。

一方でモナコインは、流動性が高くマイニングについても盛んに新技術の議論が交わされており、投機商品としてではなく通貨としての機能向上・問題是正に努めています。

中国・アメリカのITメディア記者がモナコインのニュースを翻訳・それを日本人トレーダーが再翻訳して情報を逆輸入するという現象が起きており、海外投資家の注目が集まっていることもうかがい知れます。

現時点ではまだ海外では注目度が低いですが、今後は海外市場での扱われ方が値動きの大きな鍵となってくるでしょう。

モナコインが新技術「アトミックスワップ」に成功

2018年1月20日、暗号通貨界を揺るがすニュースが流れました。

モナコインと”DCR”との間で「アトミックスワップ」が成功したことが報じられました。

アトミックスワップとは、法定通貨化や取引所のトークンを利用することなく別銘柄の暗号通貨へと直接交換可能な技術のこと。

簡単に言えば、仮想通貨同士を直接交換できるというものですね。

最近ではビットコインとライトコインの間でアトミックスワップが成功したというニュースも流れました。

このニュースを受けて、モナコインの価格も一時急上昇することに。

アトミックスワップの実験は今後も繰り返されるとの噂が流れており、ビットコイン高騰の熱冷めやらぬ日本国内の投資家の間でも、底値のうちに拾っておこうという意見も多いです。

技術力も高く「ビットコインの次の基軸通貨候補」との呼び声の高い通貨でもあるので、今後の将来性は期待できる通貨だと言えるでしょう。

モナコインの買い方は?取引所での購入方法

モナコインの買い方ですが、現在、日本国内の取引所では、

これらの仮想通貨取引所において購入することが可能となっています。

 

ビットフライヤーはモナコインを販売所でしか取り扱っていないため、手数料が高くなってしまいがち。

そのためモナコインを購入するなら、板注文でユーザー同士の取引が可能な取引所で買うのがオススメ。

つまり、『Zaif(ザイフ)』か『bitbank(ビットバンク)』なら手数料が安くモナコインが購入できます。

 

特にトレーダーの大半が、モナコイン取扱い歴最長の『Zaif(ザイフ)』に集中しています。

Zaif取引所では手数料が無料・積み立て投資も可能といった特徴を備えており、モナコインへの少額投資が人気を集めています。

仮想通貨モナコイン(MonaCoin/MONA)まとめ

ここでは仮想通貨モナコイン(MonaCoin/MONA)に関する特徴やチャートの値動きなど様々な情報をまとめました。

日本発の仮想通貨ということで、今後の海外展開次第で化ける可能性のある通貨です。

日本でのさらなる実用化にも注目していきたいところですね。

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