「楽天証券」は幅広いサービスをウリとする大手IT企業「楽天」が運営する証券口座です。
手数料が安いことに加えて、マーケットスピードというトップトレーダーも利用する取引ツールがあることから、多くの投資家から人気を集めています。
そんな楽天証券の口座開設する流れ、登録できない場合の解決方法、お得なキャンペーンの利用方法などをまとめました。
楽天証券で株取引を行うメリット
まずそもそも楽天証券の口座を開設するメリットはどこにあるのかということについて、簡単におさらいしておきます。
楽天証券は、単純に手数料が業界最低水準であるということがあげられます。
「超割コース」と「いちにち定額コース」の2つあって、
超割コースの方は
- 国内株取引手数料は業界最低水準
- 国内株取引はもちろん、投資信託や海外株式の取引手数料も1%~2%をポイントバック
- 大口取引条件でさらに割引。信用取引手数料は0円!
こういった特徴があり、「いちにち定額コース」の方は
- 1日の取引金額10万円までは0円です。
- デイトレード割引(日計り取引片道手数料無料)があります。つまり、デイトレードならさらにおトクになります。
- 1日に何回もお取引する方におススメ!手数料2,000円+消費税で取引金額(現物も信用も)200万円まで1日に何回取引してもOK!
こういった特徴があります。
このあたりについてさらに詳しくは「楽天証券の公式サイト」にて確認してもらえればと思いますが、楽天証券の最大の強みはマーケットスピードというトレーディングツールが無料で使えるということです。
マーケットスピードについては、こちらの動画と「マーケットスピードの使い方を動画付きで解説【楽天証券の取引ツール】」をみていただくと一番分かりやすいと思います。
最大の特徴はフル板が利用できるということです。
フル板は投資家の「買い」「売り」注文の状況を表したもので、板読みするのに必ず使用します。(どの価格帯に注文が集まっているのかを読む)
このマーケットスピードは、資産300億円以上である天才株トレーダー・BNF氏(ジェイコム男)も利用していると公言しているツールなので、株取引を行う人は間違いなくもっておいて損はないといえるでしょう。
楽天証券の口座開設時にお得なキャンペーン
楽天証券の口座開設にあたって、達成しておきたいお得なキャンペーンがあるのかということですが・・・
現在3つのキャンペーンが行われていて、そのうち一番最後のキャンペーンは達成されることをおすすめします!
信用取引デビュー応援キャンペーン
楽天証券の口座を期間内に作成、使用して信用取引を始めた場合、信用取引手数料を最大5万円まで半額キャッシュバックするというキャンペーンです。
キャンペーンを受けられる条件は
- 楽天証券に口座開設を行っている
- 上記期間内に楽天証券で初めて信用取引を行った
- 2019年9月2日から9月30日までにキャンペーン特設サイトからエントリーを行った(取引前後問わず)
- 手数料コースを「超割コース」にしている
- IFA(金融商品仲介業者)ではない
です。
振り込みは10月となります。
キャンペーンの受付は2019年9月30日までですが、当該キャンペーンは企業側の都合により延長したり、突然終了する場合もあります。
キャンペーン特典を受けたい場合は、早めにエントリーして条件を満たしましょう。
はじめての楽天FXキャンペーン
楽天証券にて期間内に初めてFXを利用した場合、最大で10万円のキャッシュバックを行うというキャンペーンです。
キャッシュバックの額は取引した通貨の金額により
- 50万以上100万未満→1000円
- 100万以上500万未満→3000円
- 500万以上1000万未満→1万円
- 1000万以上5000万未満→2万円
- 5000万以上→10万円
以上の通りとなります。
特典を受けられる条件は
- 楽天証券内に楽天FX口座を持っている
- 楽天FXでの取引を始めて行った
- 2019年9月1日から2019年9月30日以内にキャンペーン特設サイト内でエントリーを行った(期間内ならば取引前後問わない)
- 楽天MT4口座での取引ではない
- 法人口座ではない
- 未成年ではない
- 特典付与時まで楽天FXの口座を持っている
です。
特典付与は11月下旬となります。
また、こちらのキャンペーンはエントリー期間が9月いっぱいとなっていますが、取引の判定自体は10月いっぱいまでの範囲となっています。
エントリーを行ってから急いで取引をする必要はありません。
ですが、当該キャンペーンも運営側の都合により延長・終了が行われる可能性があるため、注意しましょう。
マネーブリッジ設定でもれなく現金1000円プレゼントキャンペーン
楽天証券口座と楽天銀行口座二つを持っているユーザーへのキャンペーンです。
楽天銀行から楽天証券口座へと自動出入金設定を行った場合、もれなく現金1000円がプレゼントされるというキャンペーンになってます。
キャンペーンの条件は
- 2019年7月31日から2019年10月31日までに楽天証券口座と楽天銀行口座、及び楽天証券口座を既に持っていて、新しく楽天銀行口座を申し込んだ
- 2019年7月31日から2019年11月14日までに銀行口座を開設、自動入出金のマネーブリッジ設定を行っている
- 2019年11月14日までにキャンペーン特設サイトでエントリーを行った(口座開設の前後問わず)
です。
特典付与は12月下旬となります。
3つのキャンペーンの中では、一番達成すべきキャンペーンがこちらです。
マネーブリッジというのは、楽天銀行と資金を連動させたものになっていて、楽天証券での取引自体もめちゃめちゃ捗るようになります。
これはデメリットがないので、口座開設後は達成した方がお得でしょう。
なお、キャンペーンには期間が設けられていますので、最新の情報は「楽天証券の公式サイト」にて確認ください。
楽天証券の登録に必要なもの
「楽天証券」の口座開設に必要なものは
- 本人確認書類(1枚で良い)
- メールアドレス(キャリアメールよりフリーメールで)
- 楽天の会員情報(必須ではないがあれば便利)
です。
本人確認書類は
- 運転免許証(裏面と表面が必要)
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 各種健康保険証(裏面と表面が必要)
- 住民基本台帳カード
- パスポート(日本)(「顔写真つきページ」と「所持人記入欄(住所記載あり)ページ」の2箇所が必要)
- 在留カード
- 特別永住証明証(裏面と表面が必要)
- 個人番号(マイナンバー)カード(マイナンバー通知カードでは駄目)
が認められています。
必ず画像を用意して進めるようにしましょう。
楽天証券の口座開設の流れ
それでは、実際に楽天証券に口座を開いていく流れを見ていきましょう。
今回はPCを使っての口座開設方法を解説していきますが、スマートフォンでも開設が可能です。
楽天証券の公式サイトへ
まず「楽天証券の公式サイト」に飛びます。
飛んだら、画像下部にある「いますぐ口座開設(無料)」をクリックして進みましょう。
楽天の会員かどうかを選択
次画面にて、楽天の会員かどうかを問われます。
楽天の会員アカウントを持っているなら上部「楽天会員の方」を選んで進めてください。
そうでないなら下部「楽天会員ではない方」を選んで進めましょう。
今回は下部の「楽天会員ではない方」で進めます。
お客様情報入力
進むと、顧客情報の入力画面に移ります。
必須項目を全て埋めてください。
進めていくと「納税方法の選択」という欄に辿り着きます。
よくわからなかったり、面倒な人は「確定申告は原則不要(特定口座の開設・源泉徴収あり)」にしておくと良いでしょう。
自分で税務申告をする必要がなくなり、楽になります。
次に「NISA」の口座開設をするかどうかを選びます。
NISAの口座を持っていない人は開設を勧められています。
既に持っている人は作ることが出来ないので、「開設を希望しない・あとで登録する」を選びましょう。
また、楽天証券の口座にNISAの口座を移したいなら、画面下部にスクロールし「他社でお持ちのNISA口座を楽天証券に変更する」へチェックを入れてください。
顧客情報登録の最後は、追加サービスの申し込みになります。
申し込みたい追加サービスを選んで、最後に「内容確認へ」を選んでください。
登録内容確認
全て入力し、内容確認へ進むと、入力内容の確認が行えます。
後程アップロードする本人確認書類と相違ないかどうか確認し、もしよければ画面下部の「内容を確定する」で先に進みましょう。
重要書類への同意
内容を確定すると、次は重要書類の閲覧を求められます。
「規定等を確認する」の欄をクリックし、規定を表示して熟読しましょう。
読んだら「上記の規定に同意のうえ、口座開設を申し込みます」にチェックを入れて「同意して次へ」で進みましょう。
進むと、登録したメールアドレスへメールが届きます。
本人確認書類提出
規約へ同意したら、本人確認書類の提出に移ります。
提出方法は
- パソコンからアップロード
- スマートフォンでアップロード
- 書類を郵送する
という方法で行えます。
今回はパソコンでのアップロードで進めていきます。
「パソコンから提出」を選択して、「アップロード画面へ」進みましょう。
アップロード画面に進むと、ファイルをアップロードする欄があります。
本人確認書類であると認められた書類を1枚、欄に指定された通り画像ファイルをアップロードしてください。
画面下部には自身が先程入力した住所や生年月日も表示されています。
相違ないかどうかを確認して、「本人確認書類の確定」を選んでください。
楽天証券の申し込み完了
以上のデータを送信することで、楽天証券の総合口座申し込みが完了します。
この後、楽天銀行口座開設を申し込んだ人は5秒後に銀行口座申し込みの画面が表示されます。
楽天銀行の口座申し込みを行う人は、このまま「同意・承諾の上、楽天銀行口座申込へ」を選んで進めていきましょう。
楽天証券の口座開設にかかる日数
楽天証券の申し込み自体は上記のように5分程度で終わります。
その後、本人確認の審査・郵送によるログインパスワードの送付があるわけですが、それら含めて口座開設が完全に完了するまでの日数は
ネット上のみでスムーズにいった場合は3日前後
本人確認書類を郵送した場合、スムーズに行って10日前後
これらが目安になりますので、申し込み後は気長に待ちましょう。
楽天証券の登録ができない場合の解決方法
楽天証券の口座開設において、登録できない場合の解決方法について紹介します。
入力内容に誤りがある・文字数制限に引っかかっている
顧客情報入力の際、指定された方式で入力されていないなどの理由で登録が行えない場合があります。
名前・フリガナなど、全般的に全角文字を使用しているでしょうか
各種フリガナが文字数制限を超えていないでしょうか
チェックをすべきところにチェックをしていないということはないでしょうか
メールアドレスの入力は間違いないでしょうか
本人確認書類と各種入力項目に相違はないでしょうか
今一度入力内容を確認してみてください。
メールアドレスに誤りがある・キャリアメールを使っている
メールアドレスの入力に間違いがある場合、必要なメールが届きません。
文字列に一つの間違いもないかどうか、確認してみてください。
また、迷惑メールとして判定され、迷惑メールフォルダにメールが振り分けられていないかどうかも見てみましょう。
更に、場合によっては携帯のキャリアメールを使用していると、楽天証券からのメールが迷惑メールとして判定され、フィルターに引っかかり届かなくなっている可能性もあります。
楽天証券からのメールを受信できるよう設定しておくのが楽ですが、Yahoo!やGoogleのフリーメールを使用していればそんなことはあまり起きませんので、登録の際はフリーメールを使用することを推奨します。
楽天証券の口座開設方法まとめ
まとめると、
- 「楽天証券の公式サイト
」から口座を開設 ※無料
- 本人確認書類を提出・審査を済ます
- 簡易書留の郵送物を受け取る
- マイページからログイン
- 必要に応じてマーケットスピードのインストール、投資資金の入金
以上の流れで口座開設ができます。
あとは口座開設後は、キャンペーンを満たすかどうか考えてみるといいですね。
前述しましたが、楽天銀行とのマネーブリッジ設定はおすすめです。
ただこちらは現在行われているキャンペーンになりますので、最新の情報は公式サイトにてご確認下さい。