『BINANCE』は、2017年7月に設立されて以降、利用者数が爆発的に急増している海外の仮想通貨取引所です。
日本語にも対応していて日本人にとっても使いやすいと評判です。
今回は日本語対応するBinance(バイナンス)とはどんな海外仮想通貨取引所なのか、その特徴、取引手数料の安さ、セキュリティ性、スマホアプリの使いやすさ、入金方法などメリットとデメリットをまとめました。
また利用者の評判・評価・口コミもあわせてご紹介しますので、参考にしてみてください!
仮想通貨取引所『Binance(バイナンス)』とは?
BINANCE(バイナンス)とは、2017年7月に開設された海外、具体的には中国の仮想通貨取引所です。
開設後は瞬く間に世界トップクラスの取引量を誇る仮想通貨取引所に成長したのですが、その人気の秘密は、
- とにかく取り扱い銘柄が多いこと
- そして取引手数料が安いこと
等が挙げられます。
海外で開設されている取引所であり、今のところ日本進出はしていないため、金融庁の登録はされていません。
ですが、日本人でも利用されている方が多く、情報に事欠くことはないでしょう。
Binanceの特徴がよく分かる動画
以下の動画にてBinanceの特徴がわかりやすく解説されています。(英語ですが・・・)
Binance(バイナンス)は、中国の大手仮想通貨取引所『OKCoin』の元共同創設者兼CTOであるChangPeng Zhao氏が立ち上げた仮想通貨取引所になります。
その敏腕ぶりを存分に発揮していて、新しい会社にも関わらず、1日の取引高は世界ベスト5入りするほどの伸びを見せています。
特に日本では、海外取引所といえば「BINANCE(バイナンス)」と挙げられるほど、一番有名な海外仮想通貨取引所と言っても過言ではないものとなっています。
余談ですが、ロンドンブーツの田村淳さんも「BINANCE(バイナンス)」にお金を入れているとテレビでおっしゃっていました。
YouTubeを見ていたら
ロンブーの淳さんも
コインチェックの被害にあっているだ😅淳さんもバイナンスの口座を持っているとは
どんなアルトコインをかっているのかな?🤔https://t.co/81B1c4FMzl
— fx111 (@fx111) 2018年2月3日
なぜ日本でこれほど人気なのかというと、その理由は、日本語にも対応していたということが挙げられます。
現在はメンテナンスのため一時的にか未対応になっていますが、日本の支社も設立している最中なぐらいなので、今後も日本人にとって利用しやすい仮想通貨取引所になることが予想されます。
BINANCEの運営会社情報
会社名:Binance社
拠点:香港
設立:2017年7月
代表取締役:ChangPeng Zhao
公式サイト:https://www.binance.com/
BINANCE(バイナンス)を利用するメリット
それでは、続いてBinance(バイナンス)のメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
まずはメリットを見ていきましょう。
仮想通貨の取り扱いコインが多い
国内の仮想通貨取引所では、多くとも10〜20種類の銘柄の取り扱いになりますが、バイナンス含む海外の仮想通貨取引所では、取り扱い通貨の数が100を超えるところも珍しくありません。
バイナンスでは、ビットコインやイーサリアムといった主要コインの他、TRONやEOSといったいわゆる草コインと呼ばれる銘柄も取り扱っています。
草コインは要するにマイナーなアルトコインのことであり、まださほど知られていない銘柄は大きく化ける可能性があります。
そういった銘柄をいち早く見つけ、資金を投入することで、将来的に大きな額を得ることもできるかもしれません。
ですが、大きく儲けられる可能性がある反面、リスクもそれなりにありますので、ICO詐欺等に合わないよう、慎重に銘柄を検討しましょう。
取引手数料が安い
バイナンスは取引手数料の安さも特徴の一つといえるでしょう。
基本的には0.1%の手数料が設定されているのですが、バイナンスの独自トークンであるBNBを使用して支払うことで、0.05%まで手数料が値引きされます。
海外の取引所ではこのように独自トークンを発行していることが多く、バイナンスのように使用することで、又は所持していることで何かしらの特典を受けることができるところが多い印象です。
ビットコイン以外のアルトコインに関しても、この手数料の安さで取引ができるのは、バイナンスならではのメリットです。
全てのハードフォークコインに対応
バイナンスでは、基本的にはビットコインにおける全てのハードフォークに対応するとの声明が発表されています。
We support every Fork 🍴
— binance (@binance_2017) 2017年12月11日
ハードフォークが実施され、ブロックチェーン及びウォレットが安定的に使用可能とバイナンス側が判断した場合は、ユーザーがフォークコインを受け取ることができるようです。
ユーザー数が多く出来高が高い
バイナンスは世界トップクラスの取引量を誇るため、利用しているユーザーが非常に多くなっています。
利用者が多いということは、イコール取引が活発であると言い換えることができますので、コインを買いたい時、売りたい時に注文が出ている可能性が高くなります。
特にマイナーなアルトコインを売買する際には取引流動性が重要になります。
マイナーなコインであればあるほどに売りたいと思っている人も買いたいと思っている人も少ないことが予想されますので、バイナンスのようなユーザーの多い取引所で取引を行う必要があるでしょう。
口座開設が簡単で早い
バイナンスは国内取引所と異なり、口座開設時に本人確認の必要がありません。(郵送ハガキによる確認がない)
そのため、オンライン上でスムーズに手続きを行うことができますので、口座開設にさほど手間はかからないでしょう。
ただ、本人確認無しの状態ですとアカウントに1日あたりの送金制限(2BTC)が設けられていますので、それ以上に出金したい場合は本人確認が必要になります。
PCのチャートが見やすく取引しやすい
バイナンスでは、PCでの取引画面もベーシックとアドバンスという二種類が用意されており、それぞれが使いやすいです。
ベーシックとアドバンスは、ホームの左上にある『取引センター』から選択して切り替えることができます。
こちらがベーシックの取引画面です。
左側に売り板と買い板があって、中央にて「購入」と「売却」が行えるようになっています。
一方でこちらがアドバンスの取引画面になります。
左側にチャートや出来高が表示されており、右下にて売買の注文が行えます。
アドバンスの方がその名の通り、移動平均線などテクニカル指標を表示など細かな設定できる高機能なチャートとなっています。
スマホアプリが使いやすい
Binanceでは、PCチャートだけでなく、スマホアプリの使いやすさも評判です。
特にチャートの見やすさと操作性の良さには定評があります。
人気投票により上場するコインが決定される
バイナンスでは、ユーザーによる仮想通貨の人気投票を行っており、その結果によって上場するコインが決定するというユニークな制度を設けています。
この企画に参加することで、自分が所持しているコインや気になっているコインを直接的に応援することができます。
なお、投票にはバイナンスが独自発行しているBNBトークンが必要になることがあります。
バイナンスでは取引手数料をBNBで支払うことで割安になる等、BNBを所持しておく恩恵が様々に取り揃えられていると言えます。
セキュリティ性が高い
バイナンスでは、利用してみると分かるんですが、ログインする際の手順が他の取引所と比べても多いです。
具体的には、メールアドレスとパスワードの入力のほか、2段階認証設定をしていたら、その認証、さらにロボットではないかことを示す、簡単なパズルを解いてからログインという流れになります。
ユーザーからすれば面倒に感じるかもしれませんが、これはそれだけ不正ログインもしづらい環境になっていることの表れです。
そのほかに、1日の引き出し限度額を上げる際にも、自分自身の顔写真、本人確認書類、その日の日付けを書いた署名付きの紙を写した画像の提出が求められるなど少し面倒くさいです。
しかし、これらは全てセキュリティ保護のため。
バイナンスの社長ChangPeng Zhao氏も「安全面は最優先事項」と明言しており、セキュリティ性が高いことが伺えます。
BINANCE(バイナンス)のデメリット
続いて、BINANCE(バイナンス)のデメリット面について見ていきましょう。
日本語対応だが精度が低い
以前、バイナンスは日本語を公式サポートしており、それが取引所としての大きな強みでもありました。
しかし、2018年2月現在はメンテナンスのため利用できなくなっています。
そのため一時期は「日本語化できない・・・」とネット界隈でも話題となりました。
とはいえ、サイトにGoogleの自動翻訳機能が搭載されていますので、そちらで簡単に日本語対応を行うことができます。
やり方は画面右上のボタンをクリックして、言語として「日本語」を選択するだけ。
日本語の精度が低いことは難点ですが、英語がわからない方でも問題なく利用できるレベルにはなりますよ。
サポートが(恐らく)英語対応
バイナンスは海外の取引所ということもあり、何かあった時のサポートが英語で行われる可能性があります。
サイトの表記自体は上述した通り日本語化することができますが、実際の担当者とのメールのやり取りは英語で行う必要があるかもしれません。
口座の新規登録が停止されていることがある
バイナンスは非常に人気のある取引所ですので、現在の仮想通貨ブームにおいて新規口座開設希望者が多くなっています。
そのため、口座開設の処理が追いついていない時は新規登録を停止していることもありますので、口座開設をされる際はなるべく早めに手続しておきましょう。
レバレッジ取引には対応していない
バイナンスは、今のところ仮想通貨のレバレッジ取引には対応していません。
レバレッジ取引というのは、手持ちの資金以上の額で取引を行うことを指すのですが、大きく儲けるチャンスがある反面、大きく損をしてしまう可能性もあります。
バイナンスではレバレッジ取引には対応していませんので、常に手持ちの資金内で取引を行うことになります。
とはいえ、仮想通貨相場は基本的には値動きが激しいため、手持ちの資金のみでも十分にハイリスクハイリターンであるといえるでしょう。
日本円での取引はできない!入金方法について
バイナンスで開設した口座を使って取引を行う際には、まず口座に資金を入金する必要があります。
バイナンスは海外の取引所ということもあり、日本円をそのまま入金することができません。
これは手軽に取引したい日本人にとってはデメリットでしょう。
では入金方法はどうするのかというと、一度国内の取引所で仮想通貨を購入し、バイナンスに送金する必要があります。
以前はビットコインがその役目を果たしていることが多かったのですが、現在ビットコインはその人気によりトランザクションが詰まっている状態になっています。
なので、送金は処理の速いアルトコインで行うことをお薦めします。
BINANCE(バイナンス)の評判・評価・口コミ
バイナンスの評価・評判・口コミは下記の通りとなっています。
バイナンスのアプリ、本当に使いやすい!!日本語表記はないけど直感で操作できる。
— まいく (@mikettblog) 2018年1月28日
バイナンスのアプリ使いやすいな
— 棟梁大家さん (@touryou_jp) 2018年1月20日
バイナンスのスピード感は国内取引所にはない 素晴らしい
— ✴︎仮想通貨ごみ投資家ともやん (@ptomoyan) 2018年1月20日
バイナンス登録してみたのはいいものの、日本語どこにあんの、、、、、
最初だけ日本語やったのにチャート開けたら英語になった、、 pic.twitter.com/uZtWu9QtkJ— ずっちゃん (@idZXVgdGWRtlZsp) 2018年2月3日
利用者の感想をまとめると、
- メリット
- スマホアプリが使いやすい
- 手数料が安い
- 取引のスピード感が素晴らしい
- デメリット
- 日本語化がわかりづらい
といった具合になっていました。
バイナンス(Binance)は、日本人が海外の仮想通貨取引所を検討する際の第一候補的な取引所なだけに、概ね好意的な意見が目立つ印象です。
BINANCE(バイナンス)仮想通貨取引所まとめ
今回は海外取引所『BINANCE(バイナンス)』について詳しくまとめました!
BINANCE(バイナンス)では、国内の取引所では扱っていない通貨が山ほど取り扱いがあります。
それでいて手数料もグンと安い。
また海外の仮想通貨取引所の中では、唯一日本語化もされていますので、初心者にもオススメです。
口座開設・維持費も無料です。
ただしユーザー数の急増につき、新規登録に制限が設けられていますので、詳細は公式サイトにてチェックしてみてください。
BINANCE口座開設(公式サイト):
https://www.binance.com/