KuCoin(クーコイン)は海外の仮想通貨取引所の中では、数少ない日本語に対応している取引所です。
そのことから日本人ユーザーも増え始めている取引所で、海外の取引所の中では人気No1であるBINANCEとなぞって「第2のバイナンス」とも呼ばれています。
今回は日本語対応の海外仮想通貨取引所『KuCoin(クーコイン)』について、特徴やメリット・デメリットとともに、利用者の評価・評判・口コミまでまとめて紹介します。
【日本語対応】KuCoin(クーコイン)取引所とは?
KuCoin(クーコイン)は、海外の仮想通貨取引所で2017年に設立されたばかりの香港の取引所です。
海外の取引所で有名なバイナンスを追い越しそうな勢いで、今「第2のバイナンス」として、とても注目されています。
KuCoinは使い勝手のよさだけでなく、他の取引所にはないKuCoinならではのメリットがたくさんあります。
日本の取引所にはない通貨が豊富に揃っているためKuCoinは海外の取引所の中でも登録しておきたいところのひとつです。
KuCoin運営会社情報
運営会社:Kucoin Co., Limited.
設立時期:2017年9月
所在地:中国
拠点:香港
KuCoinのCEOであるMichael Ganは中国の大手企業アリババのグループ系列の金融会社の元技術者で、ブロックチェーン研究団体に所属していたスタッフたちがチームを組み立ち上げました。
優秀な人材によって設立されているため世界中の投資家から注目されています。
KuCoin(クーコイン)の特徴って?
KuCoinは「第2のバイナンス」と言われるほど成長している取引所ですが、毎月5万人を超えるユーザーが新規登録しています。
日本語に対応している数少ない取引所なので、日本人にとっては貴重ですね。
KuCoinではメジャーコインはもちろんのこと、マイナーなアルトコインが充実している草コインの宝庫ともいえる取引所です。
取扱い通貨をどんどん増やしているため今後も新たな通貨が増えてくると考えられます。
アプリが操作しやすくおすすめ
KuCoinはウェブサイトとアプリがありますが、アプリの方が操作が簡単です。
しかしAppleの公式アプリではないため、 AppStoreからはダウンロードできません。
アプリはスマホ用のウェブサイトの一番上に、アプリダウンロードというのがあります。
KuCoinは香港の取引所なので、中国語で書かれていますが、問題なくダウンロードすることができます。
KuCoin(クーコイン)のメリット
他の取引所と比較した時に、KuCoin(クーコイン)のメリットにあたる部分をまとめていきます。
日本語に対応している海外仮想通貨取引所
海外の取引所は英語が主なので何となく使いづらい、見づらいというようにマイナスイメージを持っている人も少なくありません。
しかしKuCoinは日本語に対応しているので、抵抗を感じることなく日本の取引所と同じように使うことができます。
本人確認なしで取引できる
KuCoinに口座開設する際、日本の取引所のような本人確認がありません。
取引所によって異なりますが、本人確認をするのに1ヶ月ほどかかる取引所もあります。
本人確認に時間がとられるというのも面倒ですが、海外の取引所に顔写真の入った身分証明書を提出するというのに不安を感じる人もいるでしょう。
また海外の取引所で本人確認に使う身分証明書はパスポートが主流なためパスポートを持っていないと登録できません。
パスポートを取得するのも1万円以上かかり、数週間待たされます。
海外の取引所の登録のためだけにわざわざパスポートを取得するのもどうかという感じで興味はあるものの登録するのは躊躇してしまうという人もいるかもしれません。
その点、KuCoinは本人確認なしで登録、取引ができるため、最短数分で取引を開始することが可能なのです。
取扱い通貨が豊富
KuCoinの取り扱い通貨数はとても多く、現在120種類ほどです。
ビットコインをはじめとしたイーサリアム、ネムなどのメジャー通貨だけでなく、アルトコインがとても充実しています。
そのため10ヶ所以上の海外の取引所を管理していたのが、KuCoinである程度まとめて管理できるようになったという人も多くいるようです。
随時取り扱い通貨を増やしているため今後もどんどん増えてくるでしょう。
話題の通貨や他の取引所にはないICO通貨などの上場など、取扱い通貨に注目を浴びています。
また上場させる通貨の厳選もしっかりしており、上場した途端急上昇している通貨も多数あり実績がある取引所と言えるでしょう。
KuCOinの取り扱い通貨一覧が見たい方は下記記事もあわせてご覧ください。
参考⇒KuCoin(クーコイン)のおすすめ銘柄と取扱通貨一覧、買い方・使い方
独自トークン『KCS』で配当金がもらえる
KuCoinの独自トークン「KCS」。
KCSを保有しているだけで配当金を受け取ることができます。
KuCoinでの取引手数料の売上の50%がKCS保有者に分配されます。
自分が取引をしなくても、KCSをただ保有しているだけでKuCoinに登録している他のユーザーの取引手数料が分配されるのです。
KuCoinの取引売上が上がるほど分配金も高くなり、KCSの保有数が増えるほど自分に分配される割合が大きくなります。
ただ保有するだけでいいので、KCSは不労所得を生み出すことが可能です。
この分配金目当てにKCSを保有している人も多くいます。
手数料が安い
KuCoinは手数料がとても安く、取引金額のわずか0.1%です。
海外の取引所には手数料が安い所も多いものの、0.1%というのはトップクラスの安さです。
手数料が安いと人気のBittrexは手数料は0.25%となっていて、KuCoinの2.5倍になります。
取引手数料はどこも大した額ではないからと甘く見てはいけません。
取引金額や取引回数が多くなると、そのトータルは大きな違いとなって現れてきます。
1回だけの取引ならあまり気にしなくても問題ありませんが、取引手数料はできるだけ安い所で取引した方がお得です。
また、KuCoinでは取引手数料をKCSで支払うことでさらに手数料を安くすることができます。
手数料が1,000KCSごとに1%割引されていき、最大で30%まで安くすることが可能です。
セキュリティがしっかりしている
KuCoinはセキュリティがしっかりしていると言われています。
海外の取引所では、アクセス集中時に途端に遅くなる、サーバーダウン、サーバーエラー、ハッキングなどが時々見受けられます。
売りたい時に売り損なった、買いたい時に買えなかったという体験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
しかしKuCoinはハッキングがないことはもちろんですが、あれだけユーザーが活発に動いていて、アクセスが集中していると思われる時でも一度もサーバー系のトラブルがありません。
値動きが激しい仮想通貨の取引で大事な一瞬というのを逃さず取引できる点は安心です。
KuCoin(クーコイン)のデメリット
一方で、KuCoin(クーコイン)のデメリット面についても見ていきましょう。
中国政府の規制が入る可能性がある
中国では仮想通貨取引を禁止したことで多くの中国の取引所が閉鎖されました。
KuCoinは香港にあり、中国政府の規制対象外のため問題なく稼働していますが、今後もずっと大丈夫という保証はありません。
そのため今後規制が入る可能性があるということは頭に入れておきましょう。
レバレッジ取引ができない
KuCoinでは現時点ではレバレッジを効かせた取引ができません。
現物取引のみです。
そのため信用取引やFX取引をしたい人には向かないかもしれません。
サポートが英語
何か困ったことや分からないことがあってサポートが必要な場合、日本の取引所ではないため英語で問い合わせしなくてはいけないというのが、英語が分からない人にとっては敷居が高く感じられるかもしれません。
しかし、日本語を英語に自動翻訳してそれで問い合わせすれば、正確な英語でなくても大体伝わります。
返信された文章をそのまま翻訳にかけるとほとんどのことは解決できるでしょう。
本人確認がないためセキュリティ面が不安という声も
KuCoinのメリットとして、本人確認が必要なしに利用できるということをあげましたね。
しかし、それが逆に
セキュリティ面に不安を感じる
という声が少なからずあがる原因となっています。
ただ、メリットの面で「セキュリティがしっかりしている」という点もあげた通り、システム自体のセキュリティは高い方だと思います。
二段階認証もバッチリ備え付けられていますので、利用する際はしっかりと2段階認証設定を行なった上で取引を行なっていくようにしましょう。
KuCoin(クーコイン)への入金方法について
KuCoinは海外の取引所のため日本円での入金ができません。
そのため日本の取引所や手持ちのウォレットから仮想通貨での送金が必要となります。
ビットコインをはじめとした通貨からマイナーな通貨まで、KuCoinで取り扱っている通貨であればすべて送金することができます。
送金手数料は、取引所ごと、通貨ごとに異なります。
通貨によっては送金手数料がかからないものもあります。
ビットコインの送金手数料は高いため、ビットコインでの送金はせず、他の通貨に変えてから送金すると余計な手数料をかけずにすみます。
KuCoin(クーコイン)の評価・評判・口コミ
KuCoin(クーコイン)利用者からあがっていた評価・評判・口コミをまとめてみました。
kucoinのトークン(KCS)って配当型トークンなんですが理屈に合ってる気がしますね。
現在では年利8%くらいの計算だけど取引所の出来高が上がっていくと配当が減っていく、がKSCの価格は上がっていくという仕組みですね、4半期ごとにbarnもあるしどう考えてもマーケティングうまい
? 加藤 健志@仮想通貨YouTuber?? (@happy_bitlife) 2018年2月24日
銀行に預けてもほとんど増えないのに、KCSの年利8%ってすごいです。
■オススメ取引所■
?KuCoin @kucoincom
6KCS以上ホールドで取扱通貨をボーナスとして毎日少量付与(写真参照)
アプリが使いやすい。
資産総額がJPYで把握できる。
日本語が変なところはご愛嬌。#仮想通貨 #kucoin #kucoinボーナス#KCS pic.twitter.com/P3sRpbTR0l
? いわい@忖度 (@Luna_no1) 2018年2月21日
6KCS持ってるだけで様々な草コインを無料で毎日もらえるのは魅力です。
kucoin
知らない間に何かボーナス入ってる!
KCS買い増しや!!#仮想通貨#kucoin#ボーナス#不労所得 #稼ぐ#リッチ #今がチャンス#暴落 https://t.co/6nXUmYSfb2? G-bit仮想通貨 (@katsu00077) 2018年1月19日
KCSで不労所得が得られるのはうれしいですね。
以上、全体として、評判としては高評価となっています。
強いて悪い点を挙げるならば、現時点では『BINANCE』を利用しているなら、目的の通貨がない限りは、わざわざ開く必要もないということでしょうか。
ただ独自のトークンである『KCS』など、BINANCEに取り扱いのない通貨もありますので、そういったものが目的の方は登録しておくのがおすすめです。
まとめ
KuCoin(クーコイン)は
- 取扱い通貨の豊富さ
- 登録が簡単ですぐに取引を開始できる
- 手数料が安い
- KCS保有による恩恵がすごい
などメリットがとても多く、海外の取引所で登録しておきたい取引所のひとつと言えるでしょう。
KuCoinは2017年に設立されたばかりの歴史の浅い取引所ですが、その勢いはすさまじくトップクラスの取引所となっていくことが予想されています。
独自トークンのKCSは総発行数量に上限があり、KuCoin運営側が4半期に1度買い付けて使えなくする「バーン」することで、残存しているKCSの価値を上げるという手法を取っており、KCS保有者にとって利益が多く出るようにされています。
KuCoinはメジャー通貨の売買のみならず、有望草コインの発掘やKCS保有による不労所得など様々な稼ぎ方ができる取引所と言えるでしょう。
登録は『KuCoin公式サイト』より行えます。