『ビットトレード』は、「こじるり」こと小島瑠璃子がイメージキャラクターを務めていることで有名な国内の仮想通貨取引所です。
金融庁にも仮想通貨交換業者として登録済みで、セキュリティ面もしっかりしているので、初心者におすすめの取引所の1つです。
今回はビットトレード(BitTrade)とはどんな仮想通貨取引所なのか、その特徴、取引手数料などメリット・デメリットとともに、ビットバンク(bitbank)との違いをまとめました。
また利用者の評判・評価・口コミもあわせてご紹介しますので、参考にしてみてください!
※ビットトレードのサービスは終
仮想通貨取引所ビットトレード(BitTrade)とは?
ビットトレード(BitTrade)とは、日本国内で運営されている仮想通貨取引所の一つです。
現時点ではビットフライヤーやザイフといった大手取引所に比べると知名度は劣るかもしれません。
しかし、ビットトレード(BitTrade)は、MT4・バイナリーオプションを中心にFX事業を展開していることで有名な「FXトレードフィナンシャル」の関連会社です。
そのため取引所を運営する上でのノウハウや管理体制はしっかりとしたものになっています。
実際、既に関東財務局に仮想通貨交換業者として登録が完了している(金融庁登録済み)等、しっかりとした運営基盤を築いていることが伺えます。
イメージキャラクターはタレントの小島瑠璃子さん
仮想通貨取引所といえば、
- ビットフライヤーは成海璃子さん
- コインチェックは出川哲朗さん
- DMM Bitcoinはローラさん
などイメージキャラクターを抜擢している取引所が多いですよね。
そのイメージキャラクターですが、ビットトレード(BitTrade)ではタレントの小島瑠璃子さんが起用されています。
今のところTVCM等は製作されていないようですが、もし放映されるのであれば、彼女がそのままビットトレードの顔になる可能性が高いでしょう。
好感度の高いタレントなだけに、小島瑠璃子さん経由からもユーザー数拡大が予想されますね。
ビットトレード運営会社情報
仮想通貨交換業登録番号:関東財務局長第00007号
会社住所:〒108-0073 東京都港区三田2-11-15 三田川崎ビル4階
設立日:2016年9月12日
代表取締役:閏間 亮
資本金:5100万円(2017年5月末日時点)
ビットトレード(BitTrade)の特徴
ビットトレード(BitTrade)が仮想通貨取引所として、どのような特徴を持っているのか、見ていきましょう。
取り扱い通貨の種類
ビットトレード(BitTrade)で取り扱いのある通貨は、
- ビットコイン(Bitcoin/BTC)
- ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BTH)
- イーサリアム(Ethereum/ETH)
- リップル(Ripple/XRP)
- ライトコイン(Litecoin/LTC)
- モナコイン(Monacoin/MONA)
と主要な銘柄が一通り揃えられています。
ビットコインはJPY建て、ビットコインキャッシュ、リップル、モナコインはBTCとJPY建てで、そしてイーサリアムとライトコインはBTC建てで取引することが可能です。
ビットトレードのセキュリティ
ビットトレードでは、保有コインは全てコールドウォレットで管理されていると発表されています。
コールドウォレットとは、インターネットに接続されてないウォレットになりますので、インターネットに接続されているホットウォレットよりセキュリティレベルが高く設定されています。
国内の大手仮想通貨取引所『コインチェック』が580億円相当のネム(XEM)を流出させた大事件が起きましたが、その時もオンライン上のホットウォレットにて管理していたことが発覚し、問題視されました。
その点、ビットトレードは全てセキュリティの高いコールドウォレットで管理しているというわけです。
また、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、モナコイン、ライトコインにおいては、仮想通貨の送信の際に複数の秘密鍵(パスワード)が必要となるマルチシグにも対応済です。
なので、おおよそ取引所レベルで行えるセキュリティ管理はされていると言えるでしょう。
リップルとイーサリアムに関しては、マルチシグに対応する際にセキュリティの脆弱性が発生する可能性が考えられているため、現時点ではマルチシグに対応させていないようです。
これらの問題に対処しつつ安全が確認でき次第、随時マルチシグに対応していくといった姿勢で運用されています。
販売所ではなく取引所
ビットトレードは仮想通貨の販売は行っておらず、全て板取引(取引所での購入)という形になっています。
板取引というのは、特定の仮想通貨を買いたい人と売りたい人の条件がマッチした時にのみ取引が行われるという形であり、販売所のようにいつでもどこでも売買が成立するといったわけではありません。
ですが、その分、販売所に比べると比較的割安に購入、割高に売却することができますので、仮想通貨取引で利益を出したいという場合には板取引の方が有用でしょう。
販売所の場合は、スプレッドといって、会社側が買値と売値に差をつけて販売するため、実質的な手数料が高くなってしまいがちなのです。
板取引はネットオークション、販売所はリサイクルショップのようなものと捉えると分かりやすいかもしれません。
ビットトレード(BitTrade)を利用するメリット
それではビットトレード(BitTrade)を利用するメリットは何なのか、1つずつ順に見ていきましょう。
取り扱い銘柄が多く、リップルなど話題のコインあり
ビットトレードのメリットとしては、まず国内取引所の中では比較的取り扱い銘柄数が多いことが挙げられます。
ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、リップルといった主要銘柄の他、ライトコインやモナコインもラインナップされていますので、仮想通貨初心者の方であれば十分な取引を行うことができるでしょう。
特に、
- リップル(XRP)
- リップル社が開発した「金融商品の送金・決済システム」で利用される通貨。送金時間がビットコインよりも圧倒的に速い
- モナコイン(MONA)
- ライトコインをベースに開発された日本発の仮想通貨。SegWitを世界初で実装したコインでもある。
といった話題のコインを取り扱っているということは多くのユーザーから人気を集めるポイントとなっています。
取引所形式なので販売所形式よりもアルトコインの手数料が安い
先で紹介した通り、ビットトレード(BitTrade)はユーザー同士で売買を行う取引所形式となっています。
そのため、アルトコインが販売所形式でしか取り扱いのないビットフライヤー、コインチェックといった取引所と比べて、手数料が安く購入できる場合が多いです。
販売所形式だと売買が簡単というメリットはあるのですが、手数料安くアルトコインを購入するならなるべく取引所形式で売買を行うのがオススメです。
チャートが見やすく操作がしやすい
ビットトレードでは、PCチャートは上記のようになっており、チャートが見やすいと評判です。
また「トレンド線」「MACD(マックディー)」「ボリンジャーバンド」「ストキャスティクス」「移動平均線」などテクニカル指標も豊富で、トレンドラインなど豊富な取引ツールにも対応していて、テクニカル分析がしやすいです。
スマホ完全対応で使いやすい
また上記のビットトレード(BitTrade)のサイトは、スマホにも完全対応しています。
外出先などでもパパッと簡単に操作ができるので、嬉しいポイントです。
セキュリティの強固さ
上述したように、ビットトレードでは全通貨を常時コールドウォレットで、そして対応可能なものはマルチシグに対応しているといった保管体勢をとっています。
取引所のウォレットとしてはかなりの強度を誇っており、ウォレット自体のセキュリティレベルは必要かつ十分であるといえるでしょう。
とはいえ、勿論100%安全ということはありえませんので、保有しているコインは自分の責任においてしっかりと保管および管理しておく必要があります。
サポートが日本語
国内の取引所であればどこでもそうなのですが、各種サポートを日本語で受けることができます。
仮想通貨取引を行う際は、銘柄の問題で海外の取引所を使用することも多いのではないかと思いますが、やはりいざという時のサポートを日本語で受けることができるというのは大きな安心感に繋がるでしょう。
また、ビットトレードは問い合わせの際の返事が早く、かつ親切であるとも言われています。
あまり表には出てこない部分ですが、仮想通貨はまだ未成熟な分野ですので、そういった基本的な部分をしっかりと構築している取引所は信頼に値すると言えるのかもしれません。
ビットトレード(BitTrade)のデメリットは?
一方でビットトレード(BitTrade)のデメリットはどんなことが挙げられるのか、1つずつ見ていきましょう。
ライトコインとイーサリアムは日本円で取引できない
ビットトレードでは、ビットコインを含めて6種類の通貨を取り扱っていますが、ライトコインとイーサリアムに関しては、ビットコイン(BTC)建てでのみで取引が可能となっています。
つまり、この2つの通貨は日本円で取引を行うことができないのです。
リップルやモナコインと言ったおそらく多くの人が取引するであろう通貨は日本円とビットコイン両方に対応していますが、そうはいってもイーサリアム、ライトコインも人気通貨なのでこの点は少々不便に感じる方もいるかもしれません。
取引手数料が高い
ビットトレードのデメリットとしては、取引手数料が高いということも挙げられています。
その手数料表は以下の通りとなっています。
通貨ペア | メイカー | テイカ― |
BTC/JPY | 0.20% | 0.20% |
XRP/JPY | 0.25% | 0.45% |
LTC/BTC | 0.30% | 0.70% |
ETH/BTC | 0.20% | 0.25% |
MONA/JPY | 0.30% | 0.70% |
MONA/BTC | 0.30% | 0.70% |
BCC/JPY | 0.30% | 0.70% |
BCC/BTC | 0.30% | 0.70% |
- メイカー
- 注文が取引板(気配値)に並ぶことにより、結果として市場の流動性を作る取引のこと
- 要は自分で価格を指定して、その価格で売買が成立すること)
- テイカー
- 注文が取引板(気配値)に並んだ既存の注文で約定することにより、結果として市場から流動性を取り除く取引のこと
- 取引板に並んだ既存の注文で売買を行うこと)
特にビットコイン取引における手数料は0.2%と国内最高水準の手数料が設定されています。
その他の手数料も決して安いとは言えない額が設定されていますので、これらをどう解決していくのかが課題となるでしょう。
ビットバンク(bitbank.cc)との違いが少ない
ビットトレードは、その基幹システムが国内の仮想通貨取引所『ビットバンク(bitbank.cc)』とほぼ同じであるため、取り扱い銘柄やセキュリティといった各種項目がどうしても似通ってしまいます。
それでいて手数料的な面では、今現在ビットバンクの方が安く設定されている(全ペア取引手数料0円)部分もありますので、少々見劣りしてしまう点がデメリットとして挙げられます。
ですが、上述したようなサポートの手厚さ、そして今後の展開によって両者の差別化がなされることが期待できますので、その辺りは注視しておく必要があるでしょう。
ビットバンクとの違いについては、大きな部分はやはり手数料の面が挙げられますが、詳しくは下記記事もあわせて参考にして見比べてみてください。
知名度が低い。現時点では利用者が少ない。
ビットトレードは販売所ではなく取引所になりますので、知名度の高さによるユーザー数の確保は切実な問題になります。
いくら使いやすいシステムが用意されていたとしても、仮想通貨取引の流動性が低く、買いたい時に売り注文が出てない、そしてその逆というケースが頻発してしまえば、ユーザー数は減っていく一方でしょう。
ですが、ビットトレードは上述した通りイメージキャラクターに小島瑠璃子さんを据えているということもあり、今後TVCM等を放映する可能性もあります。
今現在仮想通貨は少々難しい時代に差し掛かっているとも言えますが、その流れを払拭して再び社会に浸透させる方向に向かわなければ、真の意味でのイノベーションは起こせないでしょう。
レバレッジ取引(仮想通貨FX)ができない
ビットトレードでは、仮想通貨取引は現物のみとなり、レバレッジ取引を行うことはできません。
レバレッジとは、少ない資本で大きな額を動かすことができ、それによって大きな儲けを得られる反面、損失もまた多額になってしまうハイリスクハイリターンな取引です。
現時点でも仮想通貨は大変ボラリティが高く、十分ハイリスクハイリターンな取引になっていますので、ことさらレバレッジ取引を行う必要はないような気もします。
ビットトレード(BitTrade)の評判・評価・口コミ
ビットトレード(BitTrade)利用者の評判・評価・口コミをまとめましたので、参考にしてみてください。
ビットコインの口座を開設しました。(BitTrade社)
国内の業社でFXTFの関連会社なので信用できます。(外国は詐欺業社があるので不安)
ビットコインを含めて6種類の仮想通貨の売買ができます。 pic.twitter.com/hYg4a1AgeK— Hideo (@au096) 2017年9月15日
ビットトレードに至ってはリップル既にあるやん笑 pic.twitter.com/So1K46lBb9
— もみもみもみくそんりっぴいえんじぇる👼 (@momimomibit) 2017年9月29日
BitTradeでリップル買えるよ
— ふく (@UCKZ_F) 2018年2月2日
取引所をcoincheckからBitTradeに代えててよかった
— こめちゃん@com (@come_coin) 2018年1月26日
取引所でXRP(リップル)売買できるのが、ビットバンクとビットトレードかな?他にもあるかもしれないけど。ビットバンクとビットトレードは同じシステムを使っているのかな、板が同じ。最近取引量が増えている。
— baibaidamashii (@baibaidamashii2) 2018年2月4日
ビットトレード反応は早そう
やってみたいと分からないけど
これならビットバンクでも変わらないかな?
だったらCA待った方がいいもんな pic.twitter.com/zpVIK9Kxft— イルミーテリア (@almighty0318) 2018年2月3日
ビットバンクとビットトレード、先にハガキが到着したほうで取り引きするつもりw 皆さま、この二つ、UIや対応などかなり似てるのですが同じ会社?実際はどちらが良いのでしょうか? #xrp #リップル #仮想通貨 #仮想通貨取引
— ”るふと”® (@bee_eeeee) 2018年2月2日
利用者の口コミをまとめると
- メリット
- 人気の通貨リップル(XRP)が取引所で購入ができる
- 運営会社やセキュリティがしっかりしていて安心
- デメリット
- ビットバンクとの違いがはっきりしない
といった評価になっていました。
やはり同じシステムを利用しているビットバンク(bitbank.cc)との違いを指摘する声が多いようですね。
実際、現時点ではそこまで差はないので、口座開設・維持費は無料なだけに、単純に両方開設して口座開設が早い方を利用するのがおすすめだと言えるでしょう。
あとは実際に利用してみてどちらが使いやすいか好みもありますし、また今後違いが出てくる可能性もありますので、そこに注目しておきたいところです。
なお、ビットバンクの特徴については下記記事にまとめていますので、あわせて参考にしてみてください。
ビットバンク(bitbank.cc)のセキュリティ・手数料・口コミなど評判や特徴
ビットトレード(BitTrade)仮想通貨取引所まとめ
今回は金融庁にも登録済みの仮想通貨取引所『ビットトレード(BitTrade)』について詳しくまとめました!
ビットトレード(BitTrade)は、リップル、モナコインといった人気のアルトコインが取引所で購入できる数少ない仮想通貨取引所です。
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